« 2006年4月 | トップページ | 2006年6月 »

2006年5月の7件の記事

2006年5月30日 (火)

続メッセージソング

Bobdhylan_1

ヘンリー・オーツさんがついに御自分で唄っています!
御自身のブログで自慢(笑)しているだけあって、なかなかの美声と歌唱力です。
  
  
  
  
  
  
キャンディーズの春一番の替え歌です。

春一番(詞:水瓶座/曲:穂口雄右/歌:ヘンリー・オーツ)

ポチが萌えて バカになって 国を売ります
マトモな子ら 恥ずかしげに ビラを撒きます
キョーボー罪ですね
国を愛しませんか

姉歯ヅラで イーホームズが 告発しました
どこかの子が となりの子を 密告しました
キョーボー罪ですね
ムショに入ってみませんか

泣いてばかりいたって 幸せは来ないから
軽い口を閉じて 黙りませんか
キョーボー罪ですね
ポチを愛してみませんか

Tejou2


http://www.geocities.jp/henrry_d6/haruiciban_vocal.mp3
上のリンクにマウスをあて右クリックして「対象をファイルに保存」を選んでください。
  

以前のエントリーメッセージソングで紹介したZAKIさんの「共謀罪反対プロテストソング」も再掲しておきます。

共謀罪反対プロテストソング
ヘンな共謀罪(「へんなおじさん」のメロディで) 詞:ZAKI

ヘンな共謀罪 だから ヘンな共謀罪
相談するだけで逮捕される 裏切って自首すりゃ 自分だけ無罪〜
(はっきりいって、密告制度だろ〜)

ヘンな共謀罪 だから ひどい共謀罪
ニッポン中が泣き寝入り 国家権力 悪さし放題になっちまう〜

ヘンな共謀罪 だから こわい共謀罪
政府の文句を話しただけで 一般人が 逮捕されてしまう〜
Tejou


http://soba.txt-nifty.com/zatudan/0music/kyoubouzai.mp3
上のリンクにマウスをあて右クリックして「対象をファイルに保存」を選んでください。

Okabayashi_1
  
  
  
  
  
  

以前から時々鼻歌風に口ずさむことがありましたが、最近毎日のように口ずさむ歌があります。
確か、高校生の時に買った朝日ソノラマのソノシート(若い人は知らないでしょうね)、「新宿フォークゲリラ」(だったかな?)に入っていました。
金持ちぶったセレブと言われる人たちや、得意げにテレビに出ている政治家たちを見るたびに、この唄が頭の中で鳴り始めます。



がいこつの唄
作詞 岡林信康  作曲 山路宏


*がいこつがケラケラ笑ってこう言った
どうせてめえらみんなくたばって
オイラみたいになっちまうのによ*


だれがえらいもあるもんけ
どうしてそんなに
でっかいつらをやりたがるのか
まかせておくれよ ええとしさらして
プロレスごっこの(政治家先生)


*くりかえし


損も得もあるもんけ
どうしてそんなに
エゲツなくもうけたがるのか
聞かせておくれよヨダレたらして
戦争まってる(資本家先生)


*くりかえし


だれがまじめもあらへんにゃ
どうしてそんなにまじめな顔して
人間やめて機械になってる
ゲップに追われて
ヨタヨタ歩きの(労働者の皆さん)


がいこつがまじめな顔してこう言った
どうせみんなみんなくたばって
オイラみたいになっちまうんだから
せめて命のあるあいだ
つまらぬことにウロウロしないで
大事に大事に使っておくれよ
一度しかない(オマハンの命)

| | コメント (0) | トラックバック (6)

2006年5月26日 (金)

若いママたちへ

毎日、子育てに奮闘されていることと思います。
どんなにへとへとになっていても、可愛い我が子の笑顔や寝顔はそれを癒してあまりあることでしょう。

Boy

私は、小さな診療所を営んでいる50代の医師です。
思いっきり場違いな私が、何で皆さんのブログにトラックバックを送るのかというと、どうしても知っておいていただきたいことがあるからです。

皆さん「共謀罪(きょうぼうざい)」と言う名前を聞いたことがありますか?

「そんなもの興味ないわ、忙しいのに!」なんて言わないでもう少し読んで下さい。皆さんの可愛いお子さんたちの将来にもおおいに関わってくることなのですから。

そのむかし「治安維持法(ちあんいじほう)」という悪法がこの国にはありました。
共産主義者のテロから「善良な市民」を守る法律ということでしたが、結局戦争に反対する人々の弾圧に使われ、「善良な市民」達も密告をおそれて物言えぬ社会となり、日本は破滅の道へと突き進むことになりました。

日本軍が攻め込んだアジアの各国や、アメリカ軍の空襲を受けた国内の各地でたくさんの子供達とそのお父さんやお母さんが亡くなりました。

敗戦の焼け野原で、誰もが戦争はもう二度としてはいけないと強く思ったはずで、だからこそ平和を大切にする新しい今の憲法ができたとき、誰もが本当にこの憲法を大事にしたいと考えたはずです。

幸せなことに、争いばかりのこの地球上で日本はその後60年間も戦争をしないですみました。日本人は誰一人として、よその国の子供やそのお父さん、お母さんを銃や爆弾で殺さずにすみました。もし戦争をしないことに決めた今の憲法がなかったら、そうは行かなかったはずです。

ところが、この憲法は時代に合わなくなったから戦争のできる憲法に変えてしまおうという動きが今大きくなってきています。簡単に言ってしまえば、アメリカと一緒に世界のどこにでも行って"テロ"と戦うことのできる憲法に変えてしまおうというのです。

このままではきっとあなたのかわいいお子さんが大人になった頃には、今の憲法では認められていない徴兵制(ちょうへいせい…一定の年齢に達した国民を国が強制的に軍隊に入れて訓練し、兵士にしたてること)が復活していることでしょう。

お子さんや、その最愛の人が徴兵されて、"テロとの戦い"の名の下に遠い異国で、罪のない子供達やそのお父さん、お母さんを殺したり、殺されたりすることが現実になるのです。

えっ、「そのときはみんな大反対するから大丈夫よ!」ですか?

Girl

ところが、そうも行かなくなりそうなのです。
今、国会に提出されている「共謀罪」が成立したら、今までと違って犯罪を計画しただけで逮捕されてしまいます。

ふつうの善良な人たちには関係なさそうですが、犯罪を計画したかどうかを判断するのは警察や検察の人です。あなたが政府にたてつくようなことを誰かに言ったり、それどころか言ったとみなされただけで逮捕されたとしても、法的には問題ないことになってしまうのです。

そんな状況であなたは、政府に反対できますか?
勇気のある人が、戦争反対を唱えて逮捕されたときに、何か言えますか?

「共謀罪」は「"テロ"から国民を守る」とのふれこみです。
何か先ほど説明した「治安維持法」によく似ていませんか?

皆さん、可愛いお子さんの未来を守るために、この「共謀罪」を人ごとではなく自分のこととして、よく考えてみてください。それから今回はふれませんでしたが、今の憲法の考えを否定するような「新教育基本法」、憲法を改正しやすくする「国民投票法」も制定されようとしています。知っていましたか?

「テレビで言ってないよ!」ですか?

のぞき趣味と三面記事しか流さないテレビをいくら見ても、本当のことは教えてくれません。それどころかあなたやお子さんの精神と知性をどぶ川のように汚してしまうでしょう。

インターネットではいろいろな人の様々な意見や主張が飛び交っています。
あなたやあなたの可愛いお子さんが、テレビに流されることなく、自分で調べた自分の考えを持つことができるようになることを切に願っています。

この記事の内容をA4版2枚にプリントアウトできるようPDFにしています。
クリックしてみてください。そのままプリントアウトしてお友達に見せてください。

「1枚目」をダウンロード
「2枚目」をダウンロード

| | コメント (5) | トラックバック (10)

2006年5月22日 (月)

一人デモ、ネットデモ

私は生まれも育ちもローカルな人間なので、学生時代に過激派の小規模なデモを見た覚えがある程度で、市民の大規模な街頭デモというのは見たことがありません。
それでも以前はよくテレビで目にしたものですが、最近はテレビがデモ行進自体をあまり放映しないと聞きます。
共謀罪や教育基本法改正、憲法改正などまさにデモが必要なときに、デモ行進自体が過去の遺物化されそうな有様です。
私のような地方在住者にはなかなかデモに参加する機会もありませんし、もちろんプラカードを掲げた一人デモという手もありますが、相当な勇気が要るし効果も薄いでしょう。

Demo_1

そこで考えたのが、ネットデモです。

不特定多数の人々に自分の主張を伝えるという意味では、ブログだけでは不十分です。
その話題に興味を持つ特定多数の人のみが、来訪者の大部分を占めてしまいます。
これでは社会全体へのデモンストレーションにはなりません。

不特定多数への働きかけとするために、下記のようなメールの文章と他の一般ブログへのTB専用のエントリーを作りました。



*出頭通知*

内務省公安部捜査4課
あなたは法令違反を犯した可能性があります。
24時間以内に最寄りの公安局に出頭してください。


驚かしてすみません。
内務省公安部なんて存在しませんし、もちろん出頭する必要もありません。
どんなに善良な方でも、こんな通知が来たら一瞬ひるんでしまいますよね。
私たちは心の中では様々な妄想を抱いているはずですし、その中には実行したら犯罪として処罰されてしまうことも含まれているかも知れません。

でも、ご安心下さい。
今の法律では、頭の中で思っただけでは処罰されません。

ところが現在国会で審議されている「共謀罪」が可決されてしまうとそうはいきません。
2人以上で何かたくらんでいると判断されたら、あなたが本当に悪事をたくらんでいるかどうかに関係なく逮捕されてしまうかもしれません。

「共謀罪」では、あなたが悪事をたくらんでいるかどうかを判断するのは、あなたではなく警察や検察の人です。
あなたのそれまでの言動や行動が怪しいと判断されたら逮捕できるのです。
誰かに密告されたら、あなたの立場は相当危うくなるでしょう。
「おまえは過去にこんな事を言っていただろう!」と詰め寄られたら、あなたは反論できますか?

"周囲の目を気にして、びくびく生きる"、まるで戦前の治安維持法や隣組制度を思い出しませんか?
冒頭に挙げた出頭通知が本当に来かねない世の中になってしまいそうです。

「テレビで言ってないからそんなの嘘だ!」ですか?
では、インターネットができる方は試しに「共謀罪」と入力して検索してみてください。
実に250万件くらいも検索結果が出るでしょう。

こんな法律、その内容を知った人は反対しないわけがありません。
だから、それを知った人たちがインターネット上で大騒ぎをしているのです。
ところが、テレビがほとんど「共謀罪」のことを報道しないので、インターネット以外のところでは全くもって大多数の人たちが、その存在さえ知らないのが現状です。

テレビはなぜか、最近大事なことを全く言わなくなってしまっているのを御存知ですか?
民放は1日中馬鹿笑いと過剰な露出を垂れ流していますし、あのNHKさえも、国会での「共謀罪」の審議が白熱し始めた頃、7時のトップニュースは「大リーグの松井秀喜選手の骨折」でした。

もうテレビは信用できないということをよく覚えておいてください。
そして是非ともインターネットで「共謀罪」を調べてみてください。
インターネットのできない方はできる人に調べてもらってください。

「共謀罪」に賛成・反対以前に、テレビやマスコミを通して人々によく知らされてない状態で、こんな重要な法案が国会で成立しようとしていることが問題なのです。

「私は善良な一市民だから、関係ない」ですか?
戦前の「治安維持法」のことを思い出してみてください。
「共謀罪」と同様にテロから社会を守るとのふれこみでしたが、結局それが戦争に反対する人々の弾圧に使われ、「善良な一市民」達も密告をおそれて物言えぬ社会となり、破滅の道へと突き進んでいったではないですか。

いきなり、ぶしつけに送られたメールを最後まで読んでいただいて有り難うございます。
とにかく多くの人にまず「共謀罪」を知って欲しくて、失礼を承知でお送りしました。

もし、よろしければこのメールを少しでも多くのお知り合いに転送していただければ幸いです。


| | コメント (0) | トラックバック (7)

2006年5月21日 (日)

出頭通知?

*出頭通知*

内務省公安部捜査4課

あなたのブログ(WEBLOG)は法令違反を犯した可能性があります。

24時間以内に最寄りの公安局に出頭してください。

*
*
*
*
驚かしてすみません。内務省公安部なんて存在しませんし、もちろん出頭する必要もありません。
どんなに善良な方でも、こんな通知が来たら一瞬ひるんでしまいますよね。
私たちは心の中では様々な妄想を抱いているはずですし、その中には実行したら犯罪として処罰されてしまうことも含まれているかも知れません。

でも、ご安心下さい。
今の法律では、頭の中で思っただけでは処罰されません。

ところが現在国会で審議されている「共謀罪」が可決されてしまうとそうはいきません。
2人以上で何かたくらんでいると判断されたら、あなたが本当に悪事をたくらんでいるかどうかに関係なく逮捕されるかもしれません。

「共謀罪」では、あなたが悪事をたくらんでいるかどうかを判断するのは、あなたではなく警察や検察の人です。
あなたのそれまでの言動や行動が怪しいと判断されたら逮捕できるのです。
誰かに密告されたら、あなたの立場は相当危うくなるでしょう。
「おまえは過去にこんな事を言っていただろう!」と詰め寄られたら、あなたは反論できますか?

"周囲の目を気にして、びくびく生きる"、まるで戦前の「治安維持法」「隣組制度」を思い出しませんか?
冒頭に挙げた出頭通知が本当に来かねない世の中になってしまいそうです。

Kyouobouzai

「テレビで言ってないからそんなの嘘だ!」ですか?
では、試しに「共謀罪」と入力して検索してみてください。
実に250万件くらいも検索結果が出るでしょう。

こんな法律、その内容を知った人は反対しないわけがありません。
だから、それを知った人たちがインターネット上で大騒ぎをしているのです。
ところが、テレビがほとんど「共謀罪」のことを報道しないので、インターネット以外のところでは全くもって大多数の人たちが、その存在さえ知らないのが現状です。

テレビはなぜか、最近大事なことを全く言わなくなってしまっているのを御存知ですか?
民放は1日中馬鹿笑いと過剰な露出を垂れ流していますし、あのNHKさえも、国会での「共謀罪」の審議が白熱し始めた頃、7時のトップニュースは「大リーグの松井秀喜選手の骨折」でした。

もうテレビは信用できないということをよく覚えておいてください。
そして是非ともインターネットで「共謀罪」を調べてみてください。

「共謀罪」に賛成・反対以前に、テレビやマスコミを通して人々によく知らされてない状態で、こんな重要な法案が国会で成立しようとしていることが問題なのです。

Tejou_1

「私は善良な一市民だから、関係ない」ですか?
戦前の「治安維持法」のことを思い出してみてください。
「共謀罪」と同様にテロから社会を守るとのふれこみでしたが、結局それが戦争に反対する人々の弾圧に使われ、「善良な一市民」達も密告をおそれて物言えぬ社会となり、破滅の道へと突き進んでいったではないですか。

もし、よろしければこの記事を少しでも多くのお知り合いに御紹介していただければ幸いです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年5月18日 (木)

ようやく父の所にも小泉改革が… 

Sanson_1

私の父は、まじめに公務員を勤め上げ、定年後は実家の山村で母と年金生活をしています。

郵便局やJAにはささやかな預金があるようですが、株式などの投資や、利殖のために土地を買っておくことなどは、考えたこともなかったと母は言います。

転勤の多い仕事でしたので、その都度、貸家や市営住宅、官舎などを住まいとし、中学校から寮生活をした私の教育費が大変だったのか、結局土地を買って新居を構えることはできずじまいでした。

80代となった今は30年以上前に改築した古い農家の実家に、母と2人でつましく暮らしています。
幸い2人とも、今のところ自立できているので、庭いじりや野菜作りをして余生を楽しんでおり、私たち夫婦の訪問や、大学生の孫達が1人前になることを何よりも楽しみにしています。

Kadan

先月、そんな父が心配そうな顔で申告所得税のことを私に相談してきました。
それまで2万円ちょっとだった税額が、今年は11万円を超えて引き落とされており、何かの間違いではないかというのです。

数年前、地区の共有地がダムになることになり、その関係で少額ですがまとまった金が父の所に入ってきたことがありましたので、それかとも思いましたが少し昔すぎます。
御世話になっている税理士さんに問い合わせたところ、すぐに返事が返ってきました。


老年者控除の廃止 50万円
配偶者特別控除の廃止 38万円
公的年金控除額の減額 約35万円
計123万円の控除が無くなったため、

10万円近くの増税となっているとのことでした。

すぐ、父に電話して「小泉改革のせいだよ」と話すと、「ああ、そうか。」と最近とみにかすれ気味の声で力なく答えていましたが、この税額が毎年続くとなれば年金生活者にはきついことでしょう。

私の父の場合、共済年金や副業のわずかな収入もありますので、平均的高齢者所帯とは言えないかも知れませんが、老い先短い老夫婦の税金が急に10万円近くも増えるというのが、よい政治といえるでしょうか?

Yuseikaikaku

小泉さんが、政権について5年「改革、改革!」と御題目のように叫ばれてきましたが、「道路公団改革」も「郵政改革」もこの山村には影さえも見せてくれませんでした。(高速道路や郵便局をよく利用する私にとっても同じですが…)

5年経ってまさに今、ようやく父のもとにもその「小泉改革」の第一撃が届いたわけです。

Images_1

昨日今日と、追い打ちをかけるように「医療制度"改革"法案」が委員会、本会議と圧倒的多数の与党の賛成で可決しました。
まさに高齢者ねらい打ちの法案です。
「医療制度"改革"法案」にしろ、「障害者自立"支援"法案」にしろ、うまいところをついてくるものです。反撃をしにくい人たちからまず搾り取ろうと言うところでしょうか。

昨夜、妻が見ていたテレビでは「1万円の生姜焼き」や「3万円のスープ」を楽しんでいるセレ・ブー("高木ブー"と同じイントネーションで読んでください。)たちに、お笑い芸人達が媚びていました。

(2006.5.18)

| | コメント (4) | トラックバック (7)

2006年5月13日 (土)

メッセージソング

Bobdhylan

共謀罪反対の声はネット上では燎原の炎の如く、広がりつつあります。

グーグル検索では今日(5/13)の時点で

約220万件!

とはいっても、携帯でメールのやりとりをするだけ、興味のあるHPを見るだけというネットの使い方をしている人の方が、ブログをいつも見ている人より遙かに多いでしょうから、ネットを使っていても共謀罪の存在を知らない人は、まだまだ圧倒的に多数派でしょう。

ましてや現実世界である世間に広く知らせることは、至難の業のように思われます。
だからこそ、テレビも知らんぷりを決め込めるのでしょう。

とにかく、世間に知らせること、これが急務なのですが、昨日ふとつけたNHKの放送で清志郎のライブを放送していました。細野春臣やチャボも出ていて、会場はもの凄い熱気でした。

その光景を見ながら、私の心はあの熱い時代にタイムスリップしていました。

Okabayashi

あの頃の私は中学生から高校生の頃でしたが、あまたのシンガーソングライターたちが次々と繰り出す、社会批判、政治批判のメッセージソングにおおいに心を動かされ、社会の矛盾に怒りを覚え、友人達と語り合ったものです。

岡林信康の「友よ」のように、運動のテーマソングのように歌い継がれたものもあります。「がいこつの歌」や「くそくらえ節」、加川良の「教訓Ⅰ」なども気持ち悪いくらい今また新鮮です。

Kagawaryo

メッセージソングの歌い手達は、今どこで何をしているのでしょう。
あの頃は、泉谷しげるもオフコースも、かぐや姫でも、必ずなにがしかのプロテストソングを歌っていました。
BS放送の「青春のフォーク大全集」などで同窓会をしている場合ではありません。

私は今の新しいミュージシャンを知りませんし、ましてや彼らが政治的にどのようなスタンスを持っているのかも皆目わかりませんが(紅白でのDefTechには感動しましたが)、共謀罪は、音楽家を始め全ての表現者にとっても、全力を挙げてNOを突きつけなければならない問題のはずです。

彼らの動き、彼らの声が聞こえてこないのが気懸かりです。
彼らにメールやTBを送ってみようと思います。

今回の共謀罪の攻防に関しては、短期間のうちにどれだけ多くの人々にその存在を知らしめるかが、最大のポイントだと考えています。(その内容を知れば、賛成するわけがないからです。)

皆さんも、自分の知っている限りの(相手があなたを知らなくても勿論OK)音楽家や文筆家、表現者にメールやTB、手紙を送ってみて下さい。

そして、もうひとつ。

腕に覚えのある方は、共謀罪反対のメッセージソングを是非こしらえてほしいと思うのです。

ビラやチラシは、たいていの携帯の画面では見ることができませんし、印刷して配るのにも限界があります。しかし、音源なら携帯でもパソコンでも関係なく、転送可能です。

なにしろ、ヒット曲のデジタルコピーががあっという間に拡がって著作権の問題で手を焼いている時代です。
それを逆手にとって、著作権フリーで配信すれば、曲と詩が面白ければ(ここが問題かな?)あっという間に、世間に広まるでしょう。

私自身ができればよいのですが、作詞作曲の経験が無く、陳腐な詞とメロディーしか浮かんできません。
どなたか、御願いします!
(2006.5.13)

追記:

雑談日記さんのところで、見つけました!!!

ZAKIさんの「共謀罪反対プロテストソング」

是非、聞いてください。

| | コメント (2) | トラックバック (14)

2006年5月 5日 (金)

共謀罪のビラができました!

共謀罪についての皆さんの危機感をひしひしと感じるにつけ、法律に詳しくもなく、理路整然とした文章を書ける訳でもなく、時間もなくで、結局何もできない自分に歯ぎしりしていました。

結局今回も9.11と同様B層の方々に如何に知って貰うかが、重要だと考え、拙いビラを作ってみました。

できればA4用紙1枚にまとめたかったのですが、いつのまにか内容がふくらんでしまい、2枚の量になってしまいました。

前回同様PDFにしています。改変、カット、加筆すべて全く問題ありません。

どうか皆さんの都合のよい形で御利用下さい。

「共謀罪(1).pdf」をダウンロード
「共謀罪(2).pdf」をダウンロード

Consp2a

Consp2b

| | コメント (25) | トラックバック (14)

« 2006年4月 | トップページ | 2006年6月 »