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2006年5月14日 - 2006年5月20日の1件の記事

2006年5月18日 (木)

ようやく父の所にも小泉改革が… 

Sanson_1

私の父は、まじめに公務員を勤め上げ、定年後は実家の山村で母と年金生活をしています。

郵便局やJAにはささやかな預金があるようですが、株式などの投資や、利殖のために土地を買っておくことなどは、考えたこともなかったと母は言います。

転勤の多い仕事でしたので、その都度、貸家や市営住宅、官舎などを住まいとし、中学校から寮生活をした私の教育費が大変だったのか、結局土地を買って新居を構えることはできずじまいでした。

80代となった今は30年以上前に改築した古い農家の実家に、母と2人でつましく暮らしています。
幸い2人とも、今のところ自立できているので、庭いじりや野菜作りをして余生を楽しんでおり、私たち夫婦の訪問や、大学生の孫達が1人前になることを何よりも楽しみにしています。

Kadan

先月、そんな父が心配そうな顔で申告所得税のことを私に相談してきました。
それまで2万円ちょっとだった税額が、今年は11万円を超えて引き落とされており、何かの間違いではないかというのです。

数年前、地区の共有地がダムになることになり、その関係で少額ですがまとまった金が父の所に入ってきたことがありましたので、それかとも思いましたが少し昔すぎます。
御世話になっている税理士さんに問い合わせたところ、すぐに返事が返ってきました。


老年者控除の廃止 50万円
配偶者特別控除の廃止 38万円
公的年金控除額の減額 約35万円
計123万円の控除が無くなったため、

10万円近くの増税となっているとのことでした。

すぐ、父に電話して「小泉改革のせいだよ」と話すと、「ああ、そうか。」と最近とみにかすれ気味の声で力なく答えていましたが、この税額が毎年続くとなれば年金生活者にはきついことでしょう。

私の父の場合、共済年金や副業のわずかな収入もありますので、平均的高齢者所帯とは言えないかも知れませんが、老い先短い老夫婦の税金が急に10万円近くも増えるというのが、よい政治といえるでしょうか?

Yuseikaikaku

小泉さんが、政権について5年「改革、改革!」と御題目のように叫ばれてきましたが、「道路公団改革」も「郵政改革」もこの山村には影さえも見せてくれませんでした。(高速道路や郵便局をよく利用する私にとっても同じですが…)

5年経ってまさに今、ようやく父のもとにもその「小泉改革」の第一撃が届いたわけです。

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昨日今日と、追い打ちをかけるように「医療制度"改革"法案」が委員会、本会議と圧倒的多数の与党の賛成で可決しました。
まさに高齢者ねらい打ちの法案です。
「医療制度"改革"法案」にしろ、「障害者自立"支援"法案」にしろ、うまいところをついてくるものです。反撃をしにくい人たちからまず搾り取ろうと言うところでしょうか。

昨夜、妻が見ていたテレビでは「1万円の生姜焼き」や「3万円のスープ」を楽しんでいるセレ・ブー("高木ブー"と同じイントネーションで読んでください。)たちに、お笑い芸人達が媚びていました。

(2006.5.18)

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