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2006年9月10日 - 2006年9月16日の1件の記事

2006年9月16日 (土)

階級史観

自民党総裁選の討論会で谷垣さんが安倍晋三さんに言ったことに対する答えで飛び出した言葉です。

 アジア外交をめぐっては、谷垣氏が「日中国交正常化をした時に、中国は戦争指導者と一般の日本国民を分けて国民に説明した経緯があった」と指摘すると、安倍氏は「そんな文書は残っていない。国と国とが国交を正常化するのは、交わした文書がすべてなんだろうと思う」と反論。そうした記述が国交正常化の際の文書に残っていないことを強調した上で「日本国民を二つの層に分けることは、階級史観風ではないか、という議論もある」と批判した。

「とりあえず」「反戦老年委員会」で既出ですが、安倍晋三さんの本質が如実に表れている気がするので、数日遅れですが私も取り上げます。安部晋三さんの「階級史観」という言葉の用法のおかしさは、luxemburgさんが丁寧に説明してくださっているので御覧下さい。ただ私にはそれ以前の問題として、安部晋三さんの冷たさと子供っぽさがこの発言にはいみじくも現れている気がしてなりません。

大きな迷惑をかけた相手の国を思いやる気持ちはみじんもなく、相手国の特異さ、異端さ(あくもでも御本人にとってのと断っておきますが)をことさら話題に持ち出し、少しでもその相手を擁護する意見には「あんたもそれに与するのかい、そっち側の人間かな?」という論調で応ずる。小中学生のいじめっ子やネットの匿名掲示板でならさもありなんですが、いやしくも自民党総裁選の討論会です。頭のよい谷垣さんは何と思われたでしょうか。

総裁選でのこのような発言や、著名人の評価安晋会を追求された際の国会での狼狽ぶりと、マイナス面ばかりが私には感じられてしまいます。より近くで彼の言動に接しているはずの自民党の国会議員達があんなにも多数支持に回るのはどういうことなのでしょうか。私にはさっぱりわかりません。

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