学会員の皆様へ
選挙のたびに公明党の集票力が話題になります。今や自民党候補は学会票無しには当選もおぼつかないなどと言われています。そのためか、創価学会の方々は集票マシーンだのと揶揄され、自分の頭で考えず上から言われるとおりに投票する人たちと思われています。
はたして本当にそうでしょうか。私にはどうしてもそうは思えません。私の診療所に来られる患者さんの中にも少なからず創価学会の方はおられます。みなさん他の方達同様、毎日を一生懸命生きられています。当たり前のことですが、診療を受けるにあたっても御自分でしっかりと判断されています。
確かに組織の上の方から誰々を推薦するとのお達しは来るのかも知れません。しかしそれは全国的な組織であればどこでもありそうなことです。私の業界でも医師連盟というものがあり、今回も武見何とかさんという方の大写しのポスターが送付されてきて、見るのもいやなのですぐゴミ箱へと言うのが実情です。
創価学会の組織がどういう仕組みになっているのか私にはわかりませんが、少なくとも私の診療所に来られる方々は、そんな無思考に投票するような狂信的な方々にはみえません。やはり皆さん、組織の中の自分の立場や世の中こうあって貰いたいという思いなどさまざまな事柄を天秤にかけて誰に投票するかを決めておられるのだと思います。そしてその天秤では私のような無信心なものにとっては縁遠い信仰心が一番重い分銅なのだと思います。そのことは誰にも咎められませんが、それを承知の上で御願いしたいことがあります。
もし学会員のあなたがまだ投票をすませていないとしたら、そして誰やどこに投票しようかと少しでも迷っておられるなら、今のこの国の状況をちょっと思い浮かべてみてください。お金がお金を生んで目の眩むような豪奢な生活をしているヒルズ族のような人達がいる一方で、働いても働いても最低賃金にも満たない生活しかできない所謂ワーキングプアの方々が増加しています。平和国家だったはずのこの国が他国に軍隊を派遣し、国内では住民の反対をひねり潰して米軍基地を新たにつくったり増強しようとしています。どの政党、どの候補に投票することが皆さんと私たちの愛する日本にとって一番望ましいことなのか、熟慮の上で投票されることを心の底から願います。
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» 創価学会の落穂拾い [人工樂園]
創価学会を支えた大衆の根は,だいたいにおいて没落した中産階級,さらには労働運動の進展にもかかわらず,必ずしも大企業労働組織の網にかからなかった人々,それに農村においては次,三男で耕地面積の制約から,都会にでて働かなければならなかった人々といえる。……創価学会の会員は社会の底辺層にある人々を,その独特の教義によって組織したものであるといってよかろう。
私は創価学会の会員層を,民主主義の「落穂拾い」によって集められたもの,と表現したことがあるが,戦後社会における社会的変動の中で,民主主義という一定... [続きを読む]
受信: 2007年7月28日 (土) 20時12分
» 投票時間繰り上げを画策したのは誰か?〜策謀に負けず、午前中に投票に行こう! [情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)]
まったく知らなかった。ものすごい衝撃を受けた。【29日に投開票される参院選で、全国約5万1700カ所の投票所の約3割にあたる約1万4800カ所で投票の終了時刻を繰り上げることが、総務省の調べで分かった。前回04年から投票所数で3割増えており、投票が原則午後8時までとなった98年の参院選と比べると約5倍に広がった】(朝日)というのだ。
3割ですよ。3割が投票時間を繰り上げた!なぜ、そんなことになるのか。【背景には「平成の大合併」で自治体の面積が広がり、開票所への投票箱運搬に時間がかかるようになっ... [続きを読む]
受信: 2007年7月29日 (日) 05時05分
» 参議院選挙の結果を見て [日本の将来を変えたいので、ブログを始めました。]
||#ffffffstyle=font-size:17px ;color:#000000`` 最終結果が出ました。予想通りとはいえ、自民党・公明党の惨敗具合は、いまさらながらに、自民党・公明党政治への国民の怒りを感じることが出来た選挙だったと思います。||
||#ffffffstyle=font-size:17px ;color:#000000`` 今回の選挙結果は、自民党政治を明確に否定したものと言えます..... [続きを読む]
受信: 2007年7月30日 (月) 11時12分
» 護憲派の敗北 [ 反戦老年委員会]
参院選の結果、アベ自民党の凋落を喜んでいる向きは多いと思う。ご同慶の至りと言い [続きを読む]
受信: 2007年7月30日 (月) 14時40分
» とくらさん、ありがとう [とむ丸の夢]
とうとう、参院選も終わってしまいましたね。 自民惨敗でも、私にとってはめでたさも中ぐらい、ではなく1/3ぐらいでしょうか。 なぜって、一つは応援していたとくらさんが落ちたこと、 もう一つは、改憲を主張する候補者... [続きを読む]
受信: 2007年7月30日 (月) 15時51分
» 小田実よ,永遠に! [Die Weblogtagesschau laut dem Kaetzchen]
作家小田実さんが死去 75歳、4月に末期がん公表(共同通信) - goo ニュースについて
私が小6の頃,ふと手にした古本屋の分厚い本.2段に活字がどばどば並んでいて,えらいごっつい内容の本やなと思いつつ,中学受験の練習ついでに買っていった.それが『何でも見てやろう』である.現在は上記の派手な表紙で講談社文庫から出ている.
中学に入ってからは恐らく堀田善衛と小田実と大江健三郎の本は小遣いが続く限り全部読んだと思う.この3人の小説家の思想が私に与えた影響は非常に大きい.堀田善衛と大江健三郎に... [続きを読む]
受信: 2007年7月30日 (月) 19時31分
» 創価学会・公明党 [喜八ログ]
創価学会・公明党に関する私(喜八)のスタンスを明らかにしておきます。まず私は創価学会員ではありません。家族や近い親戚に創価学会に入信している人はいないと思います。友人・知人には創価学会「メンバー」がいます。... [続きを読む]
受信: 2007年8月 1日 (水) 12時39分
» 身辺雑記(7):盗まれた自転車,見つかった自転車,乗っていった自転車,まだその他に出てきた自転車 [エクソダス2005《脱米救国》国民運動]
だらだらと雑文を書き綴ってきたが,そろそろ本題に入ろう.私は現在2つ住まい(部屋)を持っている.都下三多摩地域の中核都市に一つ,もう一つは埼玉県北の小都市だ.前者はある企業の仮眠施設(現在仕事は切れた状態),後者は私の事務所兼住居で,言ってみれば「東京に出稼ぎに来ている」というのが現在の私のポジションだ.ほとんど田舎には帰っていないが,住民票は元の住まいに置いてあるので今回投票のために帰省した.2地点は直線距離にしておよそ60キロ.私は以前北関東から関西まで自転車旅行を試みたことがあるので,距離的に... [続きを読む]
受信: 2007年8月 2日 (木) 02時52分
コメント
こんにちは。
panta さんのエントリに触発されて、私も「創価学会・公明党」という記事をアップしました。
TBを送らせていただきます~。
投稿: 喜八 | 2007年8月 1日 (水) 12時40分
喜八さん、選挙期間中の御奮闘ぶり感服しました。お疲れ様でした。
TBいただいた記事で喜八さんが仰っているように創価学会は本来なら反・新自由主義の闘いで最前線の一角を占めていてもおかしくないと思うのですが…。その辺の所が今回の公明党の退潮に影響しているのではないかと思います。
投稿: panta | 2007年8月 1日 (水) 20時26分
こんにちは^^選挙まえの記事なのにすみません。
>私たちの愛する日本にとって一番望ましいことなのか‥
末端の学会員は、ほとんどがピュアに福祉と平和を願っています。だからけっこう皆やさしくていい人です。投票依頼をしなくても普段からやっている大小の会合と本とビデオなどで、公明推薦の候補が人柄と政策で「平和と福祉」を遂行してくれるのだと信じきっています。洗脳はすでに完了していますので、たんに信仰心だけでなく公明推薦のものは最高だと信じきっています。
平和と福祉に背をむけている自民との協力も、とことんやっているのに自民がいう事をきかないだけなんだと言い張ります。身近な友人がそうですが、ほとほど、洗脳というのは恐いものだと諦めの境地になりますね。私たちが騙されているのだというのですから、どうしようもありません。政教新聞は間違った事は書かないんだとも言ってます。(苦笑)
投稿: ココロ | 2007年8月12日 (日) 17時33分
ココロさん、コメント有り難うございます。
洗脳という言葉はあまり使いたくありませんが、事実は仰るとおりなのでしょうね。以前妻の友人でもある患者さんから頼まれて(ノルマがあるのだと思います)聖教新聞を短期間無料配布して貰ったことがありますが、一般の新聞とは似ても似つかぬ内容に愕然としたことがあります。
ただ、テレビの洪水のような情報に踊らされることも根は同じなのかもしれません。
投稿: panta | 2007年8月12日 (日) 20時10分
★ 後期高齢者医療制度、実現したのは公明党 ★
政府・与党 医療制度改革大綱(全文)<下>:ニュース|公明党
http://www.komei.or.jp/news/2005/1203/4886.html
(1)後期高齢者医療制度(75歳以上)
(運営の仕組み)
運営については、保険料徴収は市町村が行い、財政運営は都道府県単位で全市町村が加入する広域連合が行う。
広域連合の財政リスクの軽減については、国・都道府県が共同して責任を果たす仕組みとする。このため、広域連合に対する高額な医療費等についての国・都道府県による財政支援、国・都道府県も拠出する基金による保険料未納等に対する貸付・交付の仕組みを設ける。また、保険料の年金からの特別徴収(天引き)を導入する。
(財源構成等)
財源構成は、患者負担を除き、公費(約5割)、現役世代からの支援(約4割)のほか、高齢者から広く薄く保険料(1割)を徴収する。被用者保険の被扶養者であった高齢者の保険料の負担については、必要な経過措置を講ずる。
現役世代からの支援は、国保・被用者保険の加入者数に応じた支援とする。
世代間の負担の公平を維持するため、人口構成に占める後期高齢者と現役世代の比率の変化に応じて、それぞれの負担割合を変えていく仕組みを導入する。これにより、高齢者の保険料による負担割合(1割)は高まり、現役世代の支援の割合は、約4割を上限として減っていくことになる。
(患者負担)
75歳以上の後期高齢者については、1割負担(ただし、現役並みの所得を有する者は3割負担)とする。
(後期高齢者医療制度にふさわしい診療報酬体系)
後期高齢者医療制度の創設に当たっては、後期高齢者の心身の特性等にふさわしい医療が提供できるよう、新たな診療報酬体系を構築する。新たな体系においては、終末期医療の在り方についての合意形成を得て、患者の尊厳を大切にした医療が提供されるよう、適切に評価する。また、地域の主治医による在宅の患者に対する日常的な医学管理から看取りまでの常時一貫した対応を評価する。
投稿: ゴンベイ | 2007年9月17日 (月) 22時39分
★ 後期高齢者医療制度、実現したのは公明党 ★
マニフェストが大前進:ニュース|公明党
公明新聞:2006年8月2日
http://www.komei.or.jp/news/2006/0802/6726.html
医療保険体系の改革
新高齢者制度の創設と保険者再編
少子高齢社会に対応した持続可能な医療保険制度の構築に向けて、保険制度の体系にまで踏み込んだ抜本改革が、6月に成立した医療制度改革関連法で具体化されます。
その中身は「新たな高齢者医療制度の創設」と「都道府県単位を軸とした保険者の再編・統合」の2点で、公明党がかねてから主張してきた「都道府県を軸にした保険者の再編」「高齢者医療への公費の重点配分」などが反映されています。
高齢者医療は、2008年度から新たに、75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度を創設するほか、65〜74歳の前期高齢者について、退職者が国民健康保険(国保)に大量に加入し、保険者間で医療費の負担に不均衡が生じていることを踏まえ、これを調整する制度を創設します。
投稿: ゴンベイ | 2007年9月17日 (月) 22時42分
★ 後期高齢者医療制度、実現したのは公明党 ★
太田代表の衆院代表質問(要旨):ニュース|公明党
公明新聞:2007年1月31日
http://www.komei.or.jp/news/2007/0131/8014.html
>社会保障制度
次に、「確かなる社会保障の未来」に責任を持つための社会保障制度の基盤の構築です。未曾有の少子高齢化・人口減少社会への突入によって、多くの国民が将来の生活に不安を抱えています。こうした状況の中で一連の年金、介護、医療改革は、一面大変厳しい改革でありましたが、持続可能な社会保障制度を構築する上で大きな意義を持つものであります。この一連の改革の目標を実現するためには、社会保障の安定財源を確保しつつ、後期高齢者医療制度のスタートに向けた体制整備、介護予防対策、生活習慣病対策を中心とする医療費適正化対策等を強力に推進していくとともに、社会保障の基盤をより安定させるため、さらなる改革努力が要請されています。
投稿: ゴンベイ | 2007年9月17日 (月) 22時44分