小さな、小さな護憲運動、でも…。

妻が時々参加している子供(が幼稚園や小学生だった頃からの)つながりの井戸端会議、今や皆さん50歳前後の御婦人達ですが、今回も話題が尽きなかったようです。勿論参院選の話題も登場したようですが、安倍首相の評価がそれほど低くなかったり(皆さん拉致問題がすぐ頭に浮かぶようです。かっこいいという意見も多かったとか!)、丸川珠代さんに同情的だったり(TVタックルの司会で好感を持たれているようですが、この番組けっこう皆さん観ているんだなと複雑な思いでした)と、大方の情報をテレビで仕入れているごくごく普通(あくまでも私の周囲の話ですが…)の主婦の方達が、政治についてどのように考えているかを、妻からの伝聞ではありますが、垣間見た気がしました。
ネット上には危機を叫ぶ護憲派の声が満ちあふれていますが、一歩外に出るとこの有様です。憲法の”け”の字も話題に上らなかったそうです。妻が参加している別の習い事の席では60代の御婦人達から、自民党の○○さんから御世話になっているのでその人に入れるとか、北朝鮮が攻めてきたら大変だからアメリカの言うことを聞いておかないととかの言がよく聞かれるようで、妻は投票結果が出るまで今回の参院選の自民敗北にはとても懐疑的でした。私も今回の選挙結果はテレビに誘導されたところが多分にあるものと考えています。
今までの私ならここでため息をついてそれで終わりだったのですが、年のせいか憲法、とくに9条の行く末が気になって居ても立ってもいられません。思い切って先の井戸端会議の参加者のお一人に電話してみました。安倍首相が中心になって進めている憲法9条改訂を狙った国民投票法案が強行採決で成立したこと、結果として3年後には改憲派の国会議員の数によっては投票が実際に行われる可能性が高いこと、その場合最低投票率の規定もなく、テレビでの有料CMも自由なので、資金力のある改憲派にいっきに押し切られて9条の廃止が現実のものになる危険性がきわめて大きいこと、そうなったら自衛隊が米軍の先兵としてイラクを始め世界中で戦闘に参加させられることが目に見えていることなどを順を追ってお話し、最後に民主党の中にも改憲派の議員が少なからずいるので、来るべき衆院選ではそこをよく確かめて投票して欲しいと締めくくりました。
私は決して話し上手な男ではありませんし、ましてやこのような内容の話を身内以外の人にするのは初めてのことです。私の思いがどれだけ伝わったかは定かではありませんが、強行採決が頻繁に行われているという認識はこの方にもあるようでした。また肝腎の9条に関しては、御主人が時々テレビを見ていて「子供達が戦争に行くことになるぞ、安倍首相は子供がいないからわからんのだ。」と言っていたけど何のことかよくわからなかったそうです。それでも何とか私のつっかえつっかえの拙い話を理解してくださり、友達にも話してくれると約束してくれて長い電話は終わりました。
たった一人に対する、そして本当に思いが伝わったかどうかも自信のない、私の小さな小さな護憲運動です。しかし日本中の心ある方が周りの一人でも二人でもよいから、とにかく呼びかけ、粘り強く働きかけるしか今の状況は変えようがないと思います。ネット上だけではなく、実社会でも思い切って話しかけてみてください。電話をしてみて下さい。平和を望んでいない人などいないはずです。若者の命を献上してまでよその国につくし通せという人などいないはずです。皆さんそういう状況が目の前に迫っている事実を知らない、知らされてないだけです。まず知って貰うことから始めるしかありません。知ってくれさえすれば必ずや通じるはずです。
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» 8月6日広島被爆 8月9日長崎被爆 [関係性]
被爆から62年、戦後政府はこの重みをどれほど感じてきたのか。
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この二度による原爆投下の6日と9日は未だに学び切れていない私たちに自覚し直さす夏であることを教える。そして、心から多くの被災者への哀悼の意を伝えたい。
[画像]
この私たちの無関心さは現政府に「改憲」意欲を持たせ、そして平然と「平和」や「悲劇」を口にで... [続きを読む]
受信: 2007年8月 8日 (水) 14時07分
» サービス左翼に明日はない [BLOG BLUES]
なぜ、共産党は負けたか。消費税増税反対を高言したからである。
ばかばかばかばかばかあ。志位クンは、江戸時代の民百姓の味方ですか。
お生憎様、憚りながら僕らは、グローバル時代の民主主義国家の主権者なんですゥ。
志位クン、きみは税金を何だと思ってるんだ。年貢じゃないんだぞ。
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家に入れる。当たり前だのクラッカー。僕に限らず、日本中の、ほとんどの世帯主が、
そうだろう。ならば、どうだ。国家とて同様だろう。家の世帯主が僕ら... [続きを読む]
受信: 2007年8月 8日 (水) 17時34分
» ヒロシマ原爆の日に [ミクロネシアの小さな島・ヤップより]
ヤップはきょうも曇りで、しとしと雨の多い1日だった。風は微かで、海はまったりと静まっていた。
62年前のきょう(8月6日)、わが故郷ヒロシマに原爆が投下された。毎年この日のヒロシマは、空は青く晴れわたり暑いものだったが、今年の空は、ヒロシマでも曇っていたようだ。
雨にぬれたハイビスカスの花を見ながら、ヒロシマの暑い夏を思い出していたとき、低気温のエクスタシーbyはなゆーさんの記事によって、ヒロシマの「原爆」詩人峠三吉と、久しぶりに再会した。ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
... [続きを読む]
受信: 2007年8月 8日 (水) 18時39分
» きっこの日記にみる「善」の傲慢さ〜光市事件弁護団への懲戒請求取下げアドバイス・番外編2 [情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)]
あの「きっこの日記」に少年による非道な犯罪に対して少年法の廃止と復讐心丸出しの死刑を是認する記事が掲載されているとのコメントをいただいたので、読んでみた。確かに、「少年法は廃止せよ!」というタイトルのもと、ホームレス襲撃事件の少年たちや光市母子殺人事件の被告人について、もはや更正の余地のない非道な人間であるかのように描きつつ、死刑という手段を肯定したうえで刑罰の不十分さや弁護団の弁護方針を厳しく非難している。
私は、少なくとも現在の日本の刑事システムでは、冤罪による死刑のおそれが強いため、死刑... [続きを読む]
受信: 2007年8月 9日 (木) 07時45分
» 安倍にトドメ!「クリスマスに死刑」法相にも金銭醜聞 [多文化・多民族・多国籍社会で「人として」]
2007.8.7.20:40ころ これまで 長勢甚遠法務大臣の不信任決議さらには [続きを読む]
受信: 2007年8月 9日 (木) 13時40分
» 身辺雑記(12):七輪を下げてしまうホルモン屋,歩きまくって底の抜けたズック,アビイ・ロードの亡霊 [エクソダス2005《脱米救国》国民運動]
12回にわたって書き綴ってきたこの「身辺雑記」も今日で最終回.この種の雑文は大体<我が命運の尽きる日まで>というカテゴリに区分しているので,お暇なときにでもどうぞ.書き始めは6月18日.参院選の告示が近付いていたので政治ブログランキングを何とか上位にもってゆこうと悪戦苦闘していた頃だ.6月16日のログを見ると74位だった.現在77位まで落ちているのでその頃の水準に戻ったというところ.6月15日には日比谷野音に出かけて,「9条改憲を許さない6・15共同行動」に参加したり,7月1日にも反‐貧困 7・1東... [続きを読む]
受信: 2007年8月 9日 (木) 21時38分
» 他国の「脅威」よりも怖いもの [村野瀬玲奈の秘書課広報室]
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2年前の夏フランスのテレビで広島の原爆に関する2時間近い特集番組が(日本で言うところの)ゴールデンタイムに放送され、その録画ビデオテープをもらいました... [続きを読む]
受信: 2007年8月11日 (土) 15時35分
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だいぶ前に「野党に政権担当能力はないと言う自民党のごまかし」、「責任政党」という、「決まり文句を疑う」シリーズの記事を書いたことがありました。「政権... [続きを読む]
受信: 2007年8月11日 (土) 15時40分
» 長崎の平和式典での「日本政府への切なる訴え」+核問題の認識に世界とのギャップも? [日本がアブナイ!]
昨日9日、長崎も被爆から62年めを迎え、平和祈念式典が行なわれた。
この春に銃撃され命を奪われた前・長崎市長の伊藤一長氏は、昨年の平和宣言で、
なかなか核軍縮を進めようとしない国際社会に向かって、強い怒りと批判を表わした。
<コチラの記事のMore部分に全文が。>
今年の平和宣言では、長崎の新市長になった田上富久氏が、伊藤氏の遺志を継いで
世界に核廃絶を求めると同時に、日本政府に対して訴える部分も多く、何だかそちら
がメインになっているようにも感じられた。
... [続きを読む]
受信: 2007年8月11日 (土) 17時27分
» あるベテラン女性社会運動家への手紙(2) 選挙総括に代えて:しばらく私はお昼寝します.ZZZ... [エクソダス2005《脱米救国》国民運動]
「反‐貧困 無年金者同盟」代表から,該同盟の唯一の同盟員であるS女史宛に書き送った返信.私はこの私信を借りて今回の選挙戦についての私自身の簡単な総括を提示することを意図した.余りにも簡略過ぎるとお考えの向きもあろうが,私の現行の日当カロリー摂取量ではこれが限界である(爆).前回の手紙(7月3日付)には,『現在私は「脱米救国」というある意味で非常に遅れてきた…スローガンを最優先課題に掲げています』と書いているが,それからわずか1ヶ月後に,『脱米救国』がすでに文化的遺伝子として独立した生命(meme)を... [続きを読む]
受信: 2007年8月11日 (土) 22時54分
» 158683 1931年の世界金融恐慌以来の金融危機に発展するかもしれない [サラリーマン活力再生]
158683 1931年の世界金融恐慌以来の金融危機に発展するかもしれない
猛獣王S ( 30代 営業 ) 07/08/11 PM07
サブプライム危機 米震源 世界のマネー逆流リンク
世界金融危機のおそれリンク
の2つをもとにした、[株式日記と経済展望]さんの「私のコメント」で、アメリカのサブプライムローン問題を契機に、1931年の世界金融大恐慌以来の金融危機が襲ってくる可能性について、また、世界の覇権がアメリカから他の国(EU?)に移る可能性について、我々はもっと注目する必要があること... [続きを読む]
受信: 2007年8月13日 (月) 18時05分
» 終戦記念日 [関係性]
「本日は、戦没者を追悼し平和を祈念する日です」(政府広報・厚生労働省)が各紙の一面に載った。
第二次世界大戦が終結して62回目の「終戦記念日」が訪れた。戦争による加害者側も被害者側も、この戦乱の中で多くの惨たらしい死を迎え、二度とこのような戦乱を起こすまいという願いを込めて、この暑い一日を思い返す日である。しかし、この政府広報の意味するところとは大きく違う。“皆、余分なことは言わずに戦没者を追悼し、正午から一分間の黙とうを”と、言いたげだ。
国家というものはなぜ残酷な行動を執るのか?
集団... [続きを読む]
受信: 2007年8月15日 (水) 21時28分
» 小沢氏は改憲論者なのか? [ふじ香の思うこと]
||#ffffffstyle=font-size:15px ;color:#000000`` 昨日は、クーラーのきいたところでスポーツだ!と、午後いつものように地区センター体育室へいった。が、大勢の人で満員だけどいつものメンバーは誰も来ないので、本でも読みながら待つかなと、地区センター内のちょっとした図書コーナーを物色することにした。||
||#ffffffstyle=font-size:15px ;color:#00..... [続きを読む]
受信: 2007年8月16日 (木) 09時31分
» ウスバキトンボとヒマワリ [Die Weblogtagesschau laut dem Kaetzchen]
赤トンボ見たのはいつの日? 市民団体が調査呼びかけ(朝日新聞) - goo ニュースについて.
アキアカネやシオカラトンボのような日本在来種のトンボと違って,甲子園が始まると,台風や停滞前線に乗って,大量のトンボがフィリピンあたりから飛んでくる.これを「ウスバキトンボ」と言います.原産地で大量発生しすぎて,その一部が北へ向かって「死のロード」を行うらしいんですな.この赤トンボ(というよりも茶トンボ)が大量に空を舞うと,数時間後には雷鳴が轟き,激しい雨になるというのが毎年恒例の行事になっている.... [続きを読む]
受信: 2007年8月18日 (土) 17時14分
» 「貧すれば鈍す」 [ペガサス・ブログ版]
8月15日のNHKの討論番組「考えてみませんか?憲法9条」は,TVの前を通るたびに少し見たり,隣の部屋からの音だけを聞いたりと,その程度の「視聴」者だったので,全体的な論評は出来ない.しかし,あるフリーター(だったと思う)の,戦争を待望するというとんでもない意見を,わざわざ本人に取材し画面に登場させるという形で取り上げていたのには呆れ返る.
多分ネットで「有名」になった輩で,それでNHKは取り上げたのだろうが,戦争でしか自分の窮状を変えられないから戦争を望むという「意見」をもっともらしく公然と... [続きを読む]
受信: 2007年8月20日 (月) 07時21分
» 「駆けつけ警備」論の欺瞞と違法性 [「猫の教室」 平和のために小さな声を集めよう]
他のブログでは既に繰り返し批判されているので、いまさらの観もあるが、やはり「公務員の憲法遵守義務違反」発言を、元自衛隊幹部であり、今回の参院選で、議員となった人物が行ったことについて、正しい批判をする必要があると思い、今日の記事とします。 問題の発言は..... [続きを読む]
受信: 2007年8月21日 (火) 07時36分
» 62年目のヒロシマ・デー [薫のハムニダ日記]
2007年にも8月6日がやってきました。今年は仕事の都合でその日に広島に帰ることができなかったのですが、ネイティブ広島市民(今は仮ソウル市民)としては、この日はいろいろと考えてしまいます。
韓国のニュースでもこの日の広島について、日本のように大々的ではないものの、いろいろと取り上げられていました。こちらのYTNのニュース映像はリンク先のをクリックしてご覧ください。それではどうぞ。
**********************************
原爆62周年-「再びこのよう... [続きを読む]
受信: 2007年8月21日 (火) 13時26分
» 異常な『円安』から急激な『円高』へ(上) [関係性]
7月9日に「誰が『異常な円安』にした」をエントリーし、その後の動きと「円安」が意味するところを整理したい。
この異常な「円安」は小泉内閣による新自由主義の導入と同時に始まった。円の実質実効為替レートが85年9月(プラザ合意)時点よりも落ち込んだのが7月3日であった。そして、7月19日にはそれ以上に進んだ。
過度な円安の原因は何であったのかを前回つぎのように説明した。
1.新自由主義に乗った政府は2003年に10兆円ものドル買い等の市場介入をして円安誘導を行った。
2.この政府の介入が確... [続きを読む]
受信: 2007年8月23日 (木) 10時07分
» 植草裁判最終弁論、東京地裁刑事2部429号法廷ウォッチング&権力の誤算と蹉跌⇒132日拘束の消せない事実と76ブログの出現(笑) [雑談日記(徒然なるままに、。)]
※追記:1、その後よくまとまったPJニュースを後ろに追加しました。2、イラストも [続きを読む]
受信: 2007年8月23日 (木) 18時30分
» 読売の利益第一主義を厳しく批判する判決 [JCJ機関紙部ブログ]
昨日の新聞販売店訴訟の記事の続きです。非常に画期的な判決が出たのですが、マスメディアの世界ではあんまり報じられません。
詳しくは 新聞販売黒書 をご覧ください。
高裁判決の解説
弁護士・江上武幸
1、販売店契約の解除の要件について
読売は、販売店契約は販売店に新聞宅配業務を委託する内容の「準委任契約」であるから、その解除は自由であると主張した。これに対し高裁は、販売店契約は継続的契約であり、店主の生活の基盤であるから、「信頼関係を破壊」するに足りる事情が認め... [続きを読む]
受信: 2007年8月23日 (木) 19時40分
» 「怖い」・「日本イデオロギー」 [Die Weblogtagesschau laut dem Kaetzchen]
朝青龍、「治療」で外出=事態打開へ、新たな展開も−大相撲 (時事通信) - goo ニュースについて.
時事通信の報道では 「 朝青龍は19日に高木医師の往診を受け、「解離性障害」と診断された。同医師は吉田博之相撲診療所長を通じ、相撲協会に対して帰国を選択肢として進言したが、北の湖理事長(元横綱)と師匠の高砂親方は先に国内での入院、通院を検討するよう要望している。
吉田所長が22日明らかにしたところでは、高木医師は同理事長の要望に難色を示し、改めて帰国療養が有効だと指摘。医師の同行も検討... [続きを読む]
受信: 2007年8月23日 (木) 20時53分
» 「ワシの改造内閣をイヂめるんじゃないッ!」 [逍遥録 -衒学城奇譚-]
――と毒島先輩(天本英世風味)がおっしゃっておりますので、ココんトコ精彩を欠いてる……と云うか、ココんトコどころか、前から生気を欠いてて、まるでぬらりひょんみたいと云うか、いやむしろ欠いてるのは常識とか社会性とか責任感だろ?ってカンジの国民的人気を誇るアベシュ... [続きを読む]
受信: 2007年8月24日 (金) 00時35分
» 立憲国家の危機 [人工樂園]
佐藤正久議員の「駆けつけ警護」発言に対しては,かの天木直人氏も相当に問題視していらっしゃるようです。
佐藤発言は重大かつ深刻である。意図的な脱法行為であるというだけではない。違憲行為を承知の上で行おうとしていたのだ。その事が図らずも本人の口から発覚したのだ。佐藤はただの自衛官ではない。サマワへ派遣された初代の陸自隊長である。その隊長が「法に裁かれる事を覚悟して行うつもり」でサマワ派遣隊を率いていたのだ。
佐藤の意図を政府や官僚が知らなかったのであれば、もちろんシビリアンコントロールの逸... [続きを読む]
受信: 2007年8月24日 (金) 21時46分
» 自民党総括委員会の敗因分析と、組閣への見通しについて。 [「猫の教室」 平和のために小さな声を集めよう]
(引き続き【宿題】は、「http://www.dff.jp/」から、毎日募金することです。) 昨日、自民党内の組織である参院選総括委員会が、参院選での自民党大敗北を受けて、その原因を分析し、結果をまとめ、塩崎官房長官に提出した(安倍首相は外遊中だったため)。 その内容は、..... [続きを読む]
受信: 2007年8月25日 (土) 08時36分
» 「国際政治学者」の言う「現実」論の問題点 [「猫の教室」 平和のために小さな声を集めよう]
以前から、この題で記事を書こうと思っていたが、調査不足で、今日になってしまった。 今日の記事の主眼は、舛添要一参議院議員(入閣が取りざた)や、民主党の前原衆議院議員の師であった、故・高坂正尭(こうさかまさたか)京都大学教授らの論を批判しつつ、現行憲法改定..... [続きを読む]
受信: 2007年8月27日 (月) 16時33分
» 異常な『円安』から急激な『円高』へ(下) [関係性]
7月20日以降、急激な「円高」が始まった。
米国の低所得者向け住宅ローンを商品として証券化し、ヘッジファンドがそのリスクを移転するモデルを作り出した。そして、米国の住宅バブルが弾けて、このリスクが世界中に飛び火した。投資信託という様々な商品がこれに関わっている可能性がある。
当然、このバブル崩壊を手仕舞うためには円の買戻しを行い、無理矢理作り出してきた「円安」が急激な「円高」に突き進むことになった。
その不良債権金額総体が定かでないことから、この市場の安定には時間がかかりそうである。
[画... [続きを読む]
受信: 2007年8月29日 (水) 11時32分
コメント
こんばんは^^そのとおりです。
一つ一つ積み重ねていくしかありません。私も、人をみながら話しています。今は、過去に比べると年金問題もあり、そこらへんからシフトして憲法が何か?と、戦争で家族が苦労するというフレーズを使うと、だいぶギョッとする人が多いです。みんなそんなこと夢にも考えていませんね。戦争が起きたら、年金どころか財産や土地、挙句は家族まで没収されてきたのですから、戦々恐々ですよね。あと、「拉致問題」に関して、安倍さんじゃないと出来ないと思っている人が多いですね。自民はイヤになってるけれど、他の党になると「拉致問題」が頓挫してしまうでしょ~?と言われました。私も、このプロパガンダの成功には愕然としました。
投稿: ココロ | 2007年8月 8日 (水) 23時07分
ココロさん、おはようございます。
確かに今は、いろいろな意味でそういうことを話せるチャンスだと思っています。これが最後のチャンスにならないように私なりに頑張ろうと思います。「拉致問題」に関しては、制裁の一点張りで結局何も進んでないことや、例の「ニセ遺骨」事件の政府の対応(1),(2),(3)などを挙げて、別のやり方をそろそろ考えるべきなのではないかと話そうと思っています。
投稿: panta | 2007年8月 9日 (木) 07時46分
井戸端会議なら私にもお任せ下さい。(笑)
確かに私の周りにも「憲法」と「法律」を同じ物としてとらえている方は多いようです。
戦時中に子ども時代を過ごされた人でも日本は自民でなければだめになる、というご意見でした。
米国が作った憲法は変えなければいけない、という持論をお持ちのようです。
私の県では毎年子ども達を乗せた船が沖縄へ平和の体験学習ために出航します。
ひめゆりの塔の前でそのときの生存者から戦争の悲惨さを学びます。
聞き入る子ども達の顔は真剣そのものです。
今後、日本を担う子ども達には平和、命の尊さをこれからもずっと学び続けて欲しいものです。
投稿: korokoro | 2007年8月 9日 (木) 10時31分
こんにちは、お元気そうですね(^^V
なかなか正面切って語るのは勇気が要りますね。
政治と生活がすごく身近なことであるという当たり前のことが、私自身も2年ほど前まで気が付きませんでした。
お隣さんや、仕事でお付き合いしている方に折りに触れてお話しすることは、趣味のこと、遊びのことに近い感覚で語ろうと心がけています。そのうちに、相手から政治的なお話も出てきますね(^^)あくまでも雑談の内にしていますが・・・政治の話も日常会話だと思えば、スラスラとお話出来ると思いますし、特に「強行採決」は今の国政を象徴する話題で興味をもってくれます。
pantaさんのチラシは本当に重宝しました。選挙が終わって「自民負けたね!」という声をよく聞きます。
投稿: こば☆ふみ | 2007年8月 9日 (木) 11時04分
korokoroさん、いつもコメント有り難うございます。
”アメリカが作った憲法”という言い方をする人は、人一倍愛国心が強い方かもしれません。今まさに、この国がアメリカの属国に成り下がろうとしていることを根気よく丁寧に説明したら、逆に人一倍の護憲派になってくれるかもしれませんね。
投稿: panta | 2007年8月 9日 (木) 20時55分
こば☆ふみさん、こんばんは、お久しぶりです。
あくまでも日常会話の雑談の内にしつつ、相手を説得していくというのはひとつの技術みたいなものです。であれば上手下手はあっても回を重ねる毎に上達していくのかもしれません。腕を磨いて護憲の語り部として、この国の至る所に出没しようではありませんか。
それにしてもあのビラを使っていただいたなんて感激です。
投稿: panta | 2007年8月 9日 (木) 22時05分
pantaさんのチラシは人柄が出ていますね(^^
お仕着せがましいところがなくて 素直に読めるところが
秀逸です(^^V 配る本人の株も上がると思います。
最近驚いたことは アメリカのニューヨークで盲腸の手術すると
日本の10倍も費用が掛かるということです。日本の医療制度はそれなりに良いものであるという「びっくりデータ」ですね。
そんなことをお話すると大抵は目を丸くされますよ・・・
素直に驚いたことを伝えるだけでも十分にヒントになると思っています。
毎日暑いですが、好い加減でやりましょう(^^)
投稿: こば☆ふみ | 2007年8月10日 (金) 12時29分
こば☆ふみさん、再度のコメント有り難うございます。お褒めの言葉を戴き赤面至極ですが、同時に元気百倍です。
先日NHK衛星放送でアメリカのABCニュースを見ましたが、薬の大手チェーンが販促のためにスーパーなどで6種類ほどの抗生物質を無料配布している(処方箋はいるようでしたが)とのことでした。競争原理を持ち込んだ医療の行き着く先はこういうことかと暗澹たる思いになりました。
投稿: panta | 2007年8月10日 (金) 21時07分
こんにちは。前の書き込みにもありました「戦時中に少年時代をすごした」ヒトです。
同期生や元軍人の先輩と話をしますが、とかくこの世代は強がりをいうクセがあります。ヒトの話で自分の意見を変えたりしません。
意見が違った場合、「俺は護憲だ」とか「9条の会に入っている」とひと言だけ言います。「エエッ、俺も入っている」という同級生もいますが、反日教組、反官公労派が多いことも事実です。
しかし戦時の共通体験を持っているだけに波長はよく合います。
ひとこと言うだけで理解し合えるし、投票行動など考えてもらえるきっかけになっているようです。
門に9条の会のポスターを貼りました。「へーこんなポロ屋のヒトも9条か」と、通るヒトが感じれば、賛成の人はより強い自信を、反対の人は「ここまでも」と思うでしょう。それで成功だと思います。
投稿: ましま | 2007年8月11日 (土) 10時44分
ましまさん、こんばんは、コメント感謝しています。
門に貼った9条の会のポスター、いいですね。私も真似したいです。ブログを始めて、発信することがとても大事だとつくづく思うようになりました。夜空に輝く無数の名もない星くずの一つのように、いつも光を発し続けていこうと思います。
投稿: panta | 2007年8月11日 (土) 22時14分
こんばんは。自分も護憲派のつもりです。
30代の自信のない人間なので最近はブログとホームページで言っているだけです。
技術を磨くようがんばります。
でも安倍さんが登場したおかげで、ある程度護憲派が団結できたと言うこともあったと思います。真綿で締められる様に剥がされるより、安倍さんの様に強行採決を連続してくれたおかげで危機が分かりやすくなったとも思います。ただ安倍さんには改憲以外にも人間的におかしな所を感じるので早く辞めて欲しいのですが・・・しかし今のまま安倍さんにやらせていた方が早く自民政権が交代されると言う説もあって、政治は難しいなぁと思います。
投稿: ポロ | 2007年8月12日 (日) 19時55分
ポロさん、こんばんは。コメント有り難うございます。
政治に限らず人間のやることは、裏表があったり、しがらみをたちきれなかったり、つい欲が出てしまったりとなかなか難しいですね。妻の友人の御主人からの請け売りですけど、”身の丈に合った”護憲運動をしていこうと思います。
投稿: panta | 2007年8月12日 (日) 20時23分
私も自称護憲派を任じます。
ただし、私の護憲は、非武装ではありません。
私は日本国憲法は自衛の為の軍隊を認めているという立場です。
それは、憲法9条1項、2項、第66条2項、及び前文を繋いで解釈すれば法解釈的に明らかなことです。
それを前提として、有事法制の整備と集団的自衛権の認知を進めるべきだと思います。
これは国家の基本的な権利であり、これを放棄する事は国家であることを放棄することであり、これを認めなければ日本国憲法を世界に広めることなど夢のまた夢でしょう。
ただし、改憲論者が言うように、軍隊の存在を名文をもって認めるよう9条を改正するという主張には反対です。
侵略戦争をしない、他国の侵略に加担しないという歯止めとして、憲法9条は、今の形で存在することが絶対に必要だと思うからです。
今の護憲運動は、いわゆる非武装論と歯止め論が混然一体となっていて、一般市民には分かりづらくなっているのだと思います。
そこを整理したうえで国民に問いかけることが必要ではないかと思います。
投稿: 父と母の子 | 2007年8月14日 (火) 22時50分
父と母の子さん、こんばんは、コメント有り難うございます。
私自身の考えは非武装中立論です。(ここで読むのをやめないでくださいよ。)
私には今のところこれ以上の理想的解釈は思いつきません。もちろん現実には諸般の事情から軍隊である自衛隊は存在し、軍事同盟である日米安保条約も存在します。憲法9条自体が変えられかねない瀬戸際であることもよくわかっているつもりです。だからこそ最高の理想を高く掲げたいと思うのです。
護憲を謳っている共産党や社民党も、もちろんこの私も今すぐ自衛隊を消滅させるなんて言ってはいませんし、現実的に無理な話です。ただその”現実的に”と言うのはあくまでも”今は”と言うことで、百年かかっても二百年かかっても(もちろん何十年、或いは何年かでできれば最高ですが…)最終的には、必要のないものにしたいという強い意志の表現なのだと思います。
一方、歯止め論者の方も決して世界が戦争に明け暮れた方がよい、あちこちの紛争にこの国が参戦した方がよいとは思ってはおられないはずです。
目指すところは同じだと思うのです。だから私は非武装論と歯止め論が渾然一体となっていても構わないと考えます。分けて考えるとむしろ改憲論者にその辺をうまく利用されてしまうのではないかと思います。
理路整然とはいかぬ私の考えですが、如何でしょうか。同じ文脈から、私は集団的自衛権には反対の立場です。
投稿: panta | 2007年8月15日 (水) 20時45分
pantaさん、こんばんは。
まずは平和の日、おめでとうございます!
平和への誓いを新たにしました。
9条1項2項の解釈は憲法学者でも見解が割れているところですね。
ただ素人見解では、
沖縄戦で、わが国の軍隊が自国の国民である
沖縄のみなさんにしたことを考えると、
軍隊は表向き、「国家」を守っても、
いざ極限状態になると「国民」を守ってはくれないのだと
考えます。
私も集団的自衛権には反対の護憲派、憲法大好き派です。
投稿: 初心者 | 2007年8月15日 (水) 21時40分
初心者さん、コメント感謝しています。御返事が遅れてすみません。”平和の日”覚えていていただいて感激しています。
今年もNHKは見応えのある戦争関連の特集を組んでいました。戦争の悲惨さを実際に体験した世代が残り少なくなりつつある今こそ、その方達の貴重な証言を記録し、残しておくことは何よりも大切だと感じました。
一方ではヒゲの隊長のあの笑顔とは裏腹の背筋が寒くなるような発言、軍隊というものはやはり暴走するものだとあらためて思いました。
投稿: panta | 2007年8月19日 (日) 11時15分