小ささ政府、大きな軍隊

ミャンマーで反政府デモ鎮圧を取材していた映像ジャーナリストの長井健司さんが、治安部隊の兵士に射殺された事件は、生々しい動画を目にして本当に衝撃でした。丸腰の市民にいともたやすく発砲する、”暴力装置”としての軍隊の本性を見せつけられた思いです。
軍隊とは他国や国内の反対分子を有無を言わさずねじ伏せようとするときに使われる権力の暴力装置そのものです。その証拠に命令さえ下れば自国民であろうと平気で銃を向け戦車で踏みにじります。天安門事件然り、光州事件然りです。一人一人の兵士を非難しているのではありません。軍隊というものの性質上そうならざるを得ないのです。

軍隊は軍事機密を錦の御旗に人々の口を塞ぎ、平気で国民を欺き、さらには反対分子をスパイ扱いします。そのため沖縄ではかつて多くの人々が自決を迫られ、今はと言えば米軍基地に反対する人々が自国の軍隊に監視されています。国民を欺いて高価な燃料を湯水の如く他国を攻撃する米軍の艦船に違法に給油し続けたり、戦闘にわざと巻き込まれて自衛権を行使しようなどと企んだりします。
軍隊は途方もなくお金がかかります。お金をかけてもかけても張り合っている相手も同じようにお金をかけるので、いくらかけてもひとつも安心できません。かければかけるほど緊張は高まり、安心は遠のきます。お金をかければかけるほど皆が安心できるようになる医療や福祉や公共事業は最近は小さな政府が良いんだとかで、悪者扱いです。
小さな政府、大きな軍隊、こんな国にはなりたくないものです。

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受信: 2007年10月11日 (木) 16時06分
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橋下弁護士は警察と協議し,刑事告訴 したとのこと.市民としては当たり前の話ですけど,こんなめちゃく... [続きを読む]
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» 景気が良くならない−加害者は誰だ! [関係性]
8月はサブプライム問題で外為の異様な変動(輸出入に大きな影響)につき合わされ、昼も夜もネットから自由にならない状況が続き、9月はわが社の決算と「平和省地球会議」への支援で肉体的にも精神的にもかなり追われた状況であった。
しかし、
「平和省プロジェクトJUMP」と関わり、その考え方を周りに語りカンパ金をいただき、これによって運動への支援を若干してきた。「平和省」の運動によってそこに関わる人たちから得られた感動だけではなく、カンパ集めで「平和省」を説明することによって自分のものの見方を整理し、説明... [続きを読む]
受信: 2007年10月18日 (木) 15時37分
» 2007年10月18日付け「日米規制改革要望書」の内容紹介をしているブログと論評記事・コメント [村野瀬玲奈の秘書課広報室]
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「今年の日米規制改革要望書(2007年10月18日付け)が発表されました (追記あり)」
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-442.html
と
「報道されなければマスメディアに文... [続きを読む]
受信: 2007年10月23日 (火) 03時40分
» ゲヨエテとは俺のことかとゲーテ云ひ [Die Weblogtagesschau laut dem Kaetzchen]
という都々逸 (私は「川柳」とは認めない)が巷説に流布しているそうな.似た話で,読み方が違うのどうのと,勝手にケンカを売る馬鹿野郎が多いのも巷説の流行らしい(笑)
肺炎が治ってから,少し積極的に動き回っているのも (とくらさん,土曜日は驚かせてすみませんでした), 眼科の医師から下された「判決」のせいもある.要するに,レーザー治療の甲斐も虚しく,視覚障害者の等級が「二階級特進」して,事実上の「殉職」扱いになったということだ.
本を読んで仕事をする人間にとっては,これはまさに「死刑判決」に... [続きを読む]
受信: 2007年10月23日 (火) 21時28分
» 原発を考える(上) [関係性]
―非核講演会から―
神奈川県保険医協会の後援を得て、医師や関心のある一般の人を対象に、「日本の核政策と深刻化する危険」と題する小出裕章氏(京都大学・原子炉実験所・助教授)の講演が20日(土)にあった。
この講演に出席した朝日新聞記者は「米の原子力空母『安全性に疑問』」(朝日新聞10月21日付け)を掲載した。「小出氏は、08年夏に米海軍横須賀基地に配備される原子力空母も取り上げ、米軍が主張する安全性に疑問を投げかけた」と。
小出氏の講演概要
〓 東海村事故(1999年9月30日... [続きを読む]
受信: 2007年10月26日 (金) 11時55分
» トイレの芳香剤のにほひ……(笑) [Die Weblogtagesschau laut dem Kaetzchen]
がして来ました.いよいよ本格的な秋ですね.と言っても,視力低下のため,昆虫たちの写真が貼れないのが残念です.トノサマバッタが目の前を飛んだことは何となく分かるんだけど,どっちへ着地したのかが分からないのが悲しい.今年は獲物が少ないせいか,マンションのエレベータ付近にいるはずのクモやカマキリもあまり見当たりません.
野生の動植物がいないのって,こんなに寂しいものかと思わされます.人工の植え込みには空き缶やら空き瓶やらペットボトルやら紙屑やらコンビニの袋が突っ込まれ,中にはゴミの入ったコンビニの... [続きを読む]
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コメント
>軍隊とは他国や国内の反対分子を有無を言わさずねじ伏せようとするときに使われる権力の暴力装置そのものです。
たしかにそうなんですが、軍隊そのものを極悪非道扱いして、軍隊そのものをなくせという思想では、そういう理想論だけでは通用しませんよ。
この世で強力な暴力装置がなかったら、無秩序な世界になって、利権のためなら虫けらのように殺す残酷な力の強い野蛮人ばかりになりますよ。
たとえばイラクというイスラム圏の国、フセインという強力な軍隊を持つ独裁者がいたから、中東でもっとも近代国家で治安もよく、国内では秩序も保たれていたんです。もちろんフセインの独裁に対してここちよく思っていない勢力もいたでしょうし西側のプロパガンダによってフセインを極悪非道のように見えたということも影響はあったんでしょうが、しかし独裁だけでは無理、やはり強力な暴力装置を行使できるポジションにいてそれがうまくいったから国内の治安を維持するということも否定できない。
同じ独裁でも北朝鮮のように、民衆を貧困のどん底に追い詰めるやり方は好ましくありませんが。
だから独裁や強力な暴力装置は暴走する危険性があるということで暴力装置の監視するために、ネットとか宗教や国連や核や民主主義があるんです。だけども、民主主義以上に強力な暴力装置を監視するシステムがないから、どんな国でも暴動や時には戦争が起きるんでしょう。日本以上に治安の悪い国もあるわけでしょう。
インドのガンジーは軍隊を捨てて、徹底してイングランドに虫けらのように虐殺されたんですから。イングランドの領土を拡張し、植民地の現地人の人間を徹底して奴隷のように働かせた、虐殺もされた。もしイングランド以上に強力な暴力装置があったら、虐殺されなかったかもしれない。
また軍隊というのは商売と密接にかかわっていて、スタンブリーキューブリックの2001年宇宙の旅という映画の旅じゃないけど、旧石器時代の猿の縄張り争いで、猿が骨という道具を使って、縄張りにいた猿を蹴散らし縄張りを確保し、その骨が宇宙船になるというシーンですが、そういう縄張り争いに勝つために道具(兵器を売って商売している人たちがいるんです)
軍産複合体の利益のために、国防費が増えているんです。彼らは戦争が起き、できるだけ戦争が長引いてくれれば、長引くだけ、儲かるし、そこで働く従業員も助かる。そういう構図があります。
投稿: ソクラテス | 2007年10月 1日 (月) 23時31分
何故、強力な暴力装置の軍隊が暴走するのかよ考えた時、
やはりその暴力装置を行使できる権力者、為政者たちの心次第なんですよ。
たとえば、軍産複合体などの連中が、プロの広告会社に資金提供して、メディアを使って世論操作して、庶民を煽る。煽られた庶民は軍産複合体の利益のために、動くわけです。じゃあ必然的に軍産複合体の利益になるような大統領に投票するわけですし、仮にその軍産複合体から莫大な政治資金を受けていたとする。やはり軍産複合体の利益のために動かさざるを得ない。またその軍産複合体から脅されたとする。命の危険のさらされる可能性がある。殺されたくないからという考えになるでしょう。
こういう構図になっているのも、軍隊が暴走する原因になってるんですね。
投稿: ソクラテス | 2007年10月 1日 (月) 23時48分
もし仮に、日本から自衛隊をなくし、米軍も撤退し、災害救助隊だけにする。すると、海洋資源や領土などねらって一気に、強力な軍隊を持っているロシアや北朝鮮や韓国、中国、台湾までが、領海侵犯してくる可能性がありますよ。どんどん領海を侵犯して、対馬、壱岐、沖縄までが我々の領土だと主張してくる。日本に味方してくれる国がなければ、武力をつかって攻めてくる可能性も否定できませんよ。ウイグルやチベットの例がある。
海上保安庁だけで対応できるでしょうか。
現時点では日米同盟で沖縄に米軍基地があり、自衛隊もいて、海上保安庁もいて、太平洋や東アジア海域の秩序が保たれてる状態ですが、それでも沖の鳥島付近や油田開発、尖閣諸島の領土主張などしてきたり、領海侵犯してくる状態ですから。
投稿: ソクラテス | 2007年10月 2日 (火) 00時03分
はじめまして。
他国の脅威があるから軍備を強化するべきだということになると、その軍費のために増税されると考えられるので、私達国民の生活はどんどん苦しくなっていくのでしょうし、さらに自分自身も身の危険にさらされる戦地へ送り込まれるということもありうるのでしょうね。
おとなしく他国に攻撃されるよりも、その方が個人的には生き残る可能性は高いのでしょうけど。
新自由主義路線の弱肉強食と噛み合った徹底した個人主義で何ともいやな感じがしますが、それが軍拡派の言うところの「現実」なのでしょうね。
どこの国の国民の大部分も同じように考えているのでしょうかね…。
戦死するか、自分たちよりも強い武力を持った人に殺されるまで軍備を強化し続ける、という発想は疲れます。
投稿: らんらん | 2007年10月 2日 (火) 19時00分
「アメリカに守ってもらっている」ということはよく言われますけど、ロシア、北朝鮮、韓国、中国、台湾が攻めてくる脅威よりも、国内の米軍基地が何故日本を攻撃しないのかとか、核を落とさないのか、ということは不思議にはならないのでしょうかね?
日本が独自に軍隊を持つ国になったとしても、アメリカには叶わないのでは?
投稿: らんらん | 2007年10月 2日 (火) 19時28分
まず現状でアメリカが日本に核をおとすことはありえない、日本にアメリカが核をおとせば、アメリカ政府は破滅です。アメリカ政府は日本や中国のお金を調達して国際金融資本や軍産複合体や石油メジャーを儲けさせた。その利権がなくなれば、暴走するでしょうね。
なぜなら大量の貿易赤字をかかえているアメリカ政府の財政を支えているのは、アメリカ国債を大量に買い支えている日本だから。そうなるとアメリカは日本以外の国から資金調達をする戦略が必要になってくる。
アメリカ国債の暴落を意味する。そうなると、ハイパーインフレによって、失業者続出、アメリカの株価暴落、日本がいままで支えてきた資源技術力の低下により、ガソリン価格の高騰、税収は減り、地方財政破綻、主要金融機関もぼろぼろです。
さらに日本には外資が株を半分近くもってます。日本株暴落により、外資のダメージは図りしれないでしょうね。さらに日本と密接にかかわりのある国は壊滅的な打撃を食らうでしょうね。
太平洋や中東情勢もアメリカが弱くなれば撤退する可能性が出てくる。弱ったアメリカに恨みを持つ勢力がアメリカを攻撃するかもしれませんね。
日本が投資している国、韓国、中国のほかタイ、オーストラリア、マレーシア、ベトナムなどアジアなどは覚悟しなければなりません。
投稿: ソクラテス | 2007年10月 2日 (火) 23時12分
核というのは抑止力で、外交でおいつめられた国が最後に使う外交カードの手段です。仮に北朝鮮が日本に核を落とすと、北朝鮮という国はないでしょう。アメリカのが黙ってません。
ただ領海侵犯など海洋資源といった日本の国益をソフトパワーで攻めてきますから、そのためには強力な軍事力を持てば、抑止力になるということです。
アメリカ軍は守っているといっても、裏では中国と組んで、利権を分け合うことしか考えていないでしょう。アメリカから離れ日本は独自外交を行い、東アジアの国々が親日的な国になり、アジア版ユーロのような構想もアメリカCIAが必死に妨害するでしょう。アメリカの国益にならないからです。
今はアメリカ国債を買うことで、アメリカの軍事力を支えてますが、アメリカが衰退していくと、アメリカから離れて自分たちで日本の領海や領土を守る議論が出てくる。アメリカ国債を買うのをやめたら税収を上げてまで軍事力を上げる必要はありません。それかアジア版ユーロを創るか、それとも、資源のあるロシアと接近しては反日的な中国やアメリカをけん制するか、何も軍事力を上げなくても他国と不可侵条約でも結んで、アジア版NATOのような発想があってもいいいと思います。
ただし軍事力といっても、お金を増やして軍事力を増やすことではない。庶民の生活に負担が及ばないように、すればいいと思います。日本は国土も狭いし、資源もないから後ろ盾がないと厳しいと思います。
それでも、軍事力をあげることは軍国主義に行き、かつてのよう軍が暴走して、悲惨な状況になる可能性が出てくるから、軍拡は反対だ。軍を極悪非道の扱いをして廃止しろというでしょう。
たしかに気持ちはわからないでもないし、理想はそれでもいいが、あらゆる選択肢も考えシュミレーションし、ほかの選択肢の議論の余地はないと思考停止しても、いつまでたっても、日本は独自で外交ができない国のままじゃないでしょうか。
外交努力をして、ソフトパワーやハードパワーで日本の国益を毀損するような勢力に対抗する人材を創ることが先決でしょうね。
投稿: ソクラテス | 2007年10月 2日 (火) 23時34分
初めまして。
ブログ主さんやらんらんさんの意見を読ませて頂きましたが、正論、理想論ばかりを述べ、そこから先は思考停止に陥っているように感じました。
戦争というのは様々な人々の利益が絡んで起きています。世界の国々、特に西欧諸国やアメリカは、互いの利益が合致すれば敵対的な国だろうと手を組みます。第二次大戦中にイギリスとソ連が手を組んだように。
そして戦争するに値する利益が得られると踏んだなら、戦争が悪だとか平和が尊いだとか関係なく攻めてくるでしょう。そういった事態に対処するために軍隊は存在するのだと思います。
また、日本は生きていくために、そして商売するために多くの資源を海外に依存しています。そしてその資源は、長い海上輸送路を通って日本へと運ばれてきます。この輸送路がどこか一箇所でも遮断されてしまえば、日本はたちまち干上がってしまい、貧困国へ真っ逆さまです。輸送路を守ることは、即ち市民生活を守ることでもあります。そしてそれは軍隊の重要な役目の一つでもあります。これは外交だけではどうにもなりません。赤の他人の日本の生命線を体を張って守ってくれる国など存在しないからです。
もちろん先に述べたように、利益のみを求めて他国に侵攻するような事態は、なるべく市民の手で防がねばなりませんが。
最後に一つ。
テロ特措法の一環であるインド洋で給油任務についてですが、現在は全体の給油量の約七割をアメリカ以外の国に補給しています。特にパキスタンに対する給油は日本がほぼ100%行っています。他にも英国は、日本の補給艦がないと活動することが出来ません。ここから日本が抜けてしまうと、日本は国際的に孤立してしまうことになるでしょう。資源を海外に依存し輸出で食べている日本にとって、こえだけは避けなければならないことだと思います。
投稿: 辻斬り | 2007年10月 3日 (水) 02時28分
ソクラテスさん、いつもコメント有り難うございます。
理想論であることは百も承知です。ただ現実ばかりを追認しているのが今の日本の状況だと思います。軍隊に関して言えば、理想を引っ込め(往々にして煽られた)現実ばかりに目を奪われていると世界一強力な軍隊を持たないと安心できなくなります。今のアメリカがそうでしょう。”米軍による世界秩序”しか信じられなくなっているので、少しでもそのほころびが出そうになると、先制攻撃などと言って世界中のどこにでも地獄を作りだそうとする。私たちがテレビで見る勇ましい巡航ミサイルの到達地や空爆をする最新鋭機の下の地上では人や家が吹き飛ばされ、それまでのささやかな幸せが灰燼に帰しているのですよ。ソクラテスさん、まずその視点から考え始めてもらえませんか。
理想はあくまでも理想です。私は何も今すぐ軍備をゼロにしろと言っているのではありません。前のエントリーのコメントでも書きましたが、沿岸警備隊や国境警備隊程度のものは必要だと思っています。ただ軍隊は警察と違い、あくまでも”他国や国内の反対分子を有無を言わさずねじ伏せようとするときに使われる権力の暴力装置”と考えていますので、常に必要最小限にしよう、機会がある毎に縮小させていこう、今よりは絶対に大きくしないようにしよう、ましてや他国と組んで海外に派兵するようなことは絶対に避けようとする姿勢を取ることが大事だと考えています。
それと治安維持のために軍隊が必要と考える向きもありますが、それこそ権力の用心棒に成り下がった軍隊だと思います。大規模な暴動はそれだけの圧政や社会的矛盾が背景にあると思われますが、それを軍隊で押さえ込んだのが、天安門事件や光州事件、今回のミャンマーでしょう。
投稿: panta | 2007年10月 3日 (水) 08時16分
らんらんさん、こちらこそ初めまして。コメント有り難うございます。
原資がないからとのことで医療費や社会保障費を削ると言っているときに、決して安心を生み出さない軍備の強化や海外派兵には積極的な今の政府の姿勢にはとても矛盾を感じます。
ソクラテスさんのあなたへの(?)コメントにあるような”強力な軍事力”というのがどの程度なら強力といえるのか私にはよくわからないのです。領海侵犯ということで言えば、例の北朝鮮の不審船を海上保安庁は見事に撃退していますし、東シナ海のガス田の件で強力な艦隊を現地に派遣などしたら、それこそ戦争の危機でしょう。中国が「恐れ入りました。」と引き下がるのはどんな強力な軍事力を持ったときなのでしょうか。しかも一旦引き下がっても相手はそれを上回る軍事力を必死に持とうとするでしょう。子供が考えてもわかる論理ですよね。
所詮人間はその程度のものと言ってしまえばそれまでですが、それではこの2000年以上にわたって我々人間が追求してきたものは何だったのかと言うことになります。
投稿: panta | 2007年10月 3日 (水) 08時27分
>所詮人間はその程度のものと言ってしまえばそれまでですが、それではこの2000年以上にわたって我々人間が追求してきたものは何だったのかと言うことになります。
旧石器時代から現代においてもそうですが。簡単にいうと縄張り争いです。自分の縄張りを犯されたくないから、必死に抵抗する。その繰り返しですよ。弱いものは縄張りを獲られる。人間の欲を獲得するため。欲といっても様々ありますから。
戦争というのは何も近代兵器を使って武力で攻撃することではない。文明戦、思想戦、経済戦、情報戦、さまざまな戦いがあります。
日本は軍隊持つなという理論なら、世界中の軍隊も放棄し、世界中から核をなくし、共存共栄を図っていくという話なりますが、それであれば日本は軍備を拡張する必要もありません。
軍隊を拡張するな、戦争は残酷だからという理想は追求したりすることについては別に反対はないんですが、表面上そうはいっても裏ではしっかり利権を確保するために、さまざまな戦争を仕掛けて、漁夫の利を狙ったりするというのが現実です。
現実を考えないから、国際社会においてだまされる。たとえば、海外では夜中女性が一人で歩くなんて考えられない。それくらい治安が悪い。日本国内で考えているメンタリティで国際社会でやっていこうとしても通用しないのがセオリーです。軍事力や経済力を背景に国益を追求しているのが大国の考えです。大国じゃない国はNATOやユーロのようなブロックを創り、大国に対抗しているわけです。
いずれにしても、アメリカの核の下に隠れて、国際情勢、東アジアの周辺を考えなくても、すべてアメリカがやってくれるいからといって反戦平和をとなえ続けたために、アメリカがはなれた現実の問題がおきざりにされていたというのが、戦後民主主義の教育です。
だから強力な暴力装置を拡張するのは、アメリカが沖縄などから退いた後のことをいってます。じゃあアメリカと同盟を結んだまま、アメリカに年次改革要望書をつきつけられ、アメリカの国益のために、日本は動いていく必要があるのか。アメリカの国益のためにアメリカの子分となって戦争の最前線に自衛隊を起こってもいいのか。
いずれにしても、いくら反戦平和をとなえても、アメリカの今tpロール化におかれている以上、アメリカを退かせる必要があります。
しかしアメリカが退いたら、東アジア周辺の軍備を強化することになる。どこが軍備を強化するのは、東アジアでユーロのような構造が決裂したら、日本が軍備を拡張していくしかないでしょう。反日をやめない、中国や韓国に対抗するために。
結局反戦平和で理想を追求しても、軍備の拡張は独自外交を行うにあたって不可避なんです。
中国が台湾海峡にミサイルをぶっぱなした。するとアメリカ軍が台湾海峡付近に現れた。中国はミサイル攻撃がピタリとなくなった。結局他国が一国を破滅するだけの強力な暴力装置をもっていれば、やられないためにことらも強力な暴力装置をもたざるをえない。やはり最後は核ということになるんでしょう。
投稿: ソクラテス | 2007年10月 3日 (水) 09時26分
おそらく、国益ということに対しての議論が乏しいからじゃないですか、国益というのは日本の住んでいる庶民レベルまでの生活に密接にかかわっている、資源を獲得するため、他国のやられっぱなしじゃ、資源価格の高騰から庶民の家計のダメージは計り知れない。そこからの議論がない。
投稿: ソクラテス | 2007年10月 3日 (水) 09時42分
辻斬りさんとソクラテスさんの考え方と私の考え方が分かれる決定的な要因というのは、日本国の軍事力=自分というふうに国家と自分自身を完全に重ねられるか重ねられないかの違いだと思いました。
辻斬りさんのコメントを読むと、十数年前に原発を建設することはどう?ということに対して「電気が無いと私達の生活は成り立たないから絶対賛成!」という意見が主流派の世論だったのが、今では「放射能漏れが心配だから停止しろ!」という声の方が大きく感じられることを思い出させられます。
投稿: らんらん | 2007年10月 3日 (水) 17時25分
まず自分が日本国家や日本以外の国家を運営する為政者の立場になって、もっと客観的にものを考える必要があるんじゃないんですか。
ろんらん氏も管理人さんも教条主義的傾向が多少ありますよ。ガンジーにしてもネルーにしても、ホーチミンにしても、毛沢東にしても時の為政者は理想を追求しましたが、権力闘争や宗教闘争、共産主義と資本主義陣営の争いを止めることはできなかった。たしかに理想を追求するのはいいことです。繰り返しますが、歴史は理想と現実の狭間の中で繰り返していくわけで、いろんな考えをまとも上げるのは難しいという現実があります。時には体を張らなければまとまらないこともあります。体を張っても過激派にやられることがあります。なぜなら自分たちの縄張りを蹂躙される恐怖がそうするからです。
日本の場合は庶民の生活や安全のことを考えなければならんでしょう。そのためにどうすべきか、内政と外交をどのような政策にしていくか。
そもそも核は使うことで大惨事になり、地球が破滅に向かう可能性があるもので可能性は否定できないが、最後の外交カードです。あまりにも露骨に日本の縄張り(国益)を毀損するような行動を他国がとると、資源のない、外交カード少ない核保有の議論をすることがあってもいいんじゃないでしょうか。他国は核外交を行っているというのに。
>軍隊とは他国や国内の反対分子を有無を言わさずねじ伏せようとするときに使われる権力の暴力装置そのものです。
こういう考えなら、なにも日本だけじゃなく、日本を含めた海外の軍拡を繰り返しているすべての国や徴兵制や軍隊を保有している国に対しても、理想を主張すべきです。日本だけのみに主張したところで意味がない。
要するにこういうことです、戦後民主主義教育のどっぷりつかり、戦争に負けた日本の軍のみを極悪非道のように扱い、戦争に勝った連合国側や他の軍を保有している為政者たちの虫けらのように虐殺および初等教育もうけさせず、蹂躙した、奴隷にした、支配した300年近くとか、そういう政策をまったく考えてこなかった。アメリカの核の傘に守られて、外交はアメリカまかせで日本独自の外交を考えなかった、ここを言っているんです。
日本の軍が暴走して、世界に多大なる被害をこうみったのみの考えしかない。だから70パーセントの米軍基地がある沖縄の教科書問題にしても、日本軍のみを悪者にしたい勢力があそこまで騒ぐわけです。日本軍が強制したということだから遺族賠償をもらえるからという批判もあるわけですし、しかしステレオ的に騒いだところで、裏で糸を引いて漁夫の利を得ようとする勢力のことも考えず、また証言に対する証拠も否定することがあやうい方向に向かっていると思います。
投稿: ソクラテス | 2007年10月 4日 (木) 10時34分
確かに同じ沖縄でも辺野古のことは全く報じないのに(少なくとも私が住んでいる地域では)、教科書のことは繰り返しというのは不気味な感じがしますね。
投稿: らんらん | 2007年10月 4日 (木) 20時57分
ところで、石油やガスなどの資源や食料の輸入のため、また、企業の海外輸出のために国の軍隊が必要で軍を出すべきだという考えは何かおかしくありませんか?
その企業は国営なのですか?
私企業である民間企業のために国の軍を出すというのは、「自己責任」が何かと出てくる現在の新自由主義路線とは噛み合わないような気がするのですけど…。
また、企業のために国が政策がどうのというのは、自由競争、市場主義原理にまかせた「資本主義」ではなくて、むしろ「社会主義」と呼べるものなのではないか思えてきますが…。
投稿: らんらん | 2007年10月 5日 (金) 12時20分
仮に米軍による軍事支援がないまま
日本が軍隊を持たない状況を想定すると…
軍隊を持たない
↓
外国に舐められる
↓
資源輸入のためのルートを犯される
↓
抵抗できない
↓
国内への資源輸送の減少
↓
資源価格の高騰
↓
あらゆる商品の価格高騰
↓
家計に悪影響
↓
奥さんの財布の紐が固くなる
↓
企業の売上ダウン
と、上記のように事が流れるケースが予想されます。
これは、国営企業だろうと民間企業だろうと同じことですね。
商品を世の中に流すという意味では全く同じですから。
何ら不自然ではないと思います。
上記の想定に立つと
企業が利益を上げるためには
奥さんの財布の紐が緩くならなければならず
そのためには、商品の価格が安ければ安いほどよく
そのためには、商品を作る材料が安ければ安いほどよく
そのためには、国内へ多く資源を輸入できればよく
そのためには、外交的な障害が少なければ少ないほどよく
そのためには、外国に舐められないようにすればよく
そのためには、外交カードの一つとして軍隊(または核)を持てばよい
ということですな。
つまり、回り巡って軍隊の保持も有効な選択肢の一つになり得るかと思います。
外交的には、「国益を守ること」が政府の役割なんですから
国益を第一に考えた際に最も適切な行動を選択すべきです。
はっきり言って「資本主義」であるとか
「社会主義」であるとか「新自由主義」であるとか云々自体は
何の意味もなさないと思います。
「何とか主義」という色眼鏡でものを見ることはやめて(学者や評論家は何も解決しません)
現実を見据えて冷静に判断していくことが大切だと思います。
投稿: はじめ | 2007年10月 7日 (日) 02時30分
>はっきり言って「資本主義」であるとか
「社会主義」であるとか「新自由主義」であるとか云々自体は
何の意味もなさないと思います。
まったくそのとおりで冷戦構造がなくなったからね。
戦争というのは何も軍事力を使うことじゃないんだよ、軍事力は
保険と思えばいい、そもそも好き好んで日本が大義名分のない戦争を単独ですると思う?
そもそも軍事力を使って戦争はノーだという考えしかないから、
そこに違和感があるわけよ。
ハードパワーとソフトパワーとあって両方のパワーをうまくバランスよく使いながら、核保有して軍拡を繰り返し、軍事力を背景にした資源もある国連常任理事国の大国のパワーゲームの中でどうやって生きていくか、簡単にいえば国益ということになるんでしょうが、ここの議論がないんだよ。
投稿: ソクラテス | 2007年10月 7日 (日) 18時21分
はじめさん、ソクラテスさん、仰りたいことはよくわかりますよ。
でも何も私たちは今すぐ自衛隊を解体して、全ての武器を海にでも沈めて、日の丸を白旗に変えて、「外国の皆様どうぞ好きにして下さい!」と言っているわけではないことは御理解下さい。そこのところをどうも誤解されているように思えてなりません。
現実問題として今、憲法9条があり、日米安保条約があり、自衛隊があり、そのおかげかどうかはいろいろ議論もあるかも知れませんが、日本はどこからも侵略されてないし、まがりなりにも60有余年の平和が続きました。さあこれからどうしようと言うときに、あなた方は軍備を強化しようと言う、核を持とうと言う、アメリカと一緒に他国に軍隊を送れと言う、そして少しでも平和な道を目指そうというと理想論だとか、現実はそんなに甘くないとか、周囲の国に舐められるなどと言って一笑に付す。あなた方が政府のお偉方だったり、あるいは人間でなく国家そのものならわからないでもないですが、もし一庶民であるのなら、「国益」とか、「為政者の立場になって考えろ」とか言ってのけられるのが申し訳ないですが、理解できません。その「国益」とか「為政者の立場」とかいう抽象的な言葉で戦争や貧困がもたらされたら、無惨な目に遭うのは生身の私たちやあなた方やその愛しい家族達です。「国益」さんが銃殺されたとか、「為政者」殿が餓死なさったなどという話はあまり聞いた覚えがありません。
少なくとも国民を戦争の惨禍から守ることが国の最低限の役割ではないでしょうか。ソクラテスさんやはじめさんにお聞きしたいのですが、国家というのは戦争から国民を守ることがその役割なのでしょうか。それとも戦争もすることによって国民の利益を増すことがその役割なのでしょうか。もちろん二者択一できる問題ではないのかも知れませんが、アメリカと一緒に海外で戦えるようにしていくことは後者の立場に立っているに違いありません。前者の立場に立たねば世界の平和の実現どころか、結局は国民のための国家でさえないことになりますが、それを目指すことは現実離れしたお笑いぐさなのでしょうか。
あなたがたにとっても私たちにとっても、今現在憲法9条があり、自衛隊があり、安保条約があるのは紛れもない現実です。さてこれからどうするか、医療や福祉にもお金を廻せないほど台所が火の車だと政府が言っているこの国が、核を持ったり、軍備を拡張したり、海外にも出かけて戦えるようにすることがよいことなのか、現状で平和は保てているのだから、これ以上の出費は避け知恵を絞ってそれこそ”カイゼン”で軍事費を減らしていく方がよいのか、その選択の問題だと思います。ただ私個人の考えではあれだけ軍事優先で、かつ国民もそれこそ一億総玉砕的に教育されていた戦前の日本でさえ結局アメリカに為す術もなく降伏することになった過去のことを考えると、また世界史上でも希なほど圧倒的な軍事力を誇るアメリカが今、アフガニスタンやイラクのような相手にもならないと思われていた国でさんざん手を焼いている現状を見るに付け、今以上の軍備拡張や核保有は非現実的な選択ではないかと思います。
ソクラテスさんはせっかく幅広い知識をお持ちで、かつ頭の回転も速い(私はとてもあなたのように即座にコメントに返事できません)のですから、いかにしてアメリカの支配からこの国を解き放つかと言うことを必死に考えていただけたら有り難いです。私には今のところ妙案はありませんが、ただ核を持とうが軍備を拡張しようがアメリカの支配から抜け出すことはできないと思います。相対的にみて我が国が今とは比べものにならないほどの軍事国家だった60数年前でもこてんぱんにアメリカにやられてしまいました。いまでも国内のあちこちに米軍基地があってぐうの音も出ません。ソクラテスさんはアメリカの言われるがままに、ずっとその子分で居続けて憲法を改正して海外に出兵する、それがこの国の定めと思いますか?
最後に前のコメントで「戦争に負けた日本の軍のみを極悪非道のように扱い」と仰っていますが、それも大いなる誤解だと思います。本文にも書いていますように決して一人一人の兵士を非難しているのではありません。旧日本軍に限らずどこの国の軍隊にもまず人間としての良心を失いたくないと苦悶した兵士は少なからずいたでしょう。しかし軍隊というものが組織的に敵を力でねじ伏せようとする暴力装置だからこそ、そしてその目的を果たすための手段が現実としては人を殺すことであるかぎり、一人一人の兵士の意志とは無関係に戦場では狂気の沙汰、極悪非道の行為がなされてしまうのだと思います。歴史上の軍隊による極悪非道な行為をあげたらきりがないのかも知れません。でも私は日本人だから、いの一番にこの国の軍隊がしたことが気になるし、それを検証して今後の教訓にしたいと考えるのは悪いことでしょうか。外国の中には自分の国のことは棚に上げて旧日本軍のことばかり悪く言うという意見も良く耳にしますが、外国が歴史を反省していないというのが、我が国も歴史を反省しなくて良いという理由になり得るのですか? もしそうだとしたら日本というのは本当に懐の浅いつまらない国になってしまいますよ。ついでに言わせていただくと、「なにも日本だけじゃなく、日本を含めた海外の軍拡を繰り返しているすべての国や徴兵制や軍隊を保有している国に対しても、理想を主張すべき」との御意見、その通りだと思います。できることなら世界中の人々の肩をつかんで揺さぶって熱い思いを伝えたいところですが、いかんせん私は英語が苦手ですし、ましてや中国語やロシア語、ハングルなどまったくちんぷんかんぷんです。日本に住む日本語しかできないこの私はまずは愛すべきこの国で主張させていただこうと思います。
投稿: panta | 2007年10月 8日 (月) 20時31分
国家というのは国民の財産や命を守るものだと考えてます。
ハードパワーばかりでは負の連鎖が続くでしょうから、ソフトパワーが必要です。日本の場合、国際社会においてはハードパワーのうちの軍事力はすべてアメリカにまさせてるんでしょうが、アメリカが衰退していった時、日本はどうやって大国に囲まれたとこから、生きていくか考えなければならんでしょう。
そのためにはチャイナの動き、ロシアの動き、アメリカの動き、半島の動き、台湾情勢の動き、非常に重要です。
日本国内でひきこもって平和平和と叫んでも、周辺国の動きを
把握して対処することを考えなければ、平和も維持できませんよ。
何故戦後日本が平和だったか、アメリカに守られていたからですよ。アメリカがなかったら、チベットやウイグルのようになっていたかもしれない。
戦争イコール軍事力を使うと考えているようで、それを必死にやめさせる運動は賛成ですが、戦争を行わないためにはどうすべきか、必死にやめさせるために周辺国の情報力も必要です。
情報を収集して分析して回避するようにする。
軍備拡張というのは、ハードパワーの面において国際社会で自国の有利な外交にしようという動きなんです。核武装もそうです。だから北朝鮮は核を保有した。別に周辺国が軍備を拡張せず、戦争を永久に放棄するという憲法で核保有もなく、国連常任理事国でなければ、日本もアメリカが退いた後、軍備拡張しなければいいでしょう。
日本国内で周辺国のことを無視して軍備拡張ノーというのは違和感があります。
投稿: ソクラテス | 2007年10月 9日 (火) 09時38分
日本は軍隊と核兵器を持ち第三国から侵略、攻撃を受けた場合はその敵対国に宣戦布告できる憲法をつくるべきだ!私は日本がテロリスト北朝鮮から攻撃を受けたら国内のテロ支援者に制裁を与え喜んで犯罪者になるつもりだ。日本人よ立ち上がれ!
投稿: 日本人 | 2009年3月15日 (日) 09時01分