それでもやはり自民党の終焉?
今後の小泉自民党の行く末についてとても示唆に富んだ内容のブログを見つけました。
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とんでもない選挙結果でしたね。
でも事実は事実として冷静に受け止めねばなりません。
この結果にはいろんな要素が作用しているんでしょうけど、マスコミの誘導がその大きな部分を占めていることに異論はないと思います。
それでも私たちが選挙期間中に訴えてきた「小泉さんの郵政民営化」の隠された真実は変わるものではありません。それこそガリレオの心境です。
真実を知らされずに小泉自民党に1票を入れてしまった人を責めても仕方がないと思います。
マスコミが総翼賛化してしまいました。戦前(妙に生々しい言葉になってきましたが、第二次大戦前の戦前です。)ならこれで万事休すと言うところだったのでしょうが、私たちには今このブログがあります。
これからも少しでも多くの人に真実を伝えつつ、にわか仕立ての刺客達やいつの間にか改革派になった族議員たちの今後の振る舞いを監視し続けましょう。
そしてもちろん権力に迎合したマスコミ人達の名は決して忘れぬように!
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今この時期にもう、投票が終了し選挙結果も確定して小泉党の大勝利が決まったかのように、反対派のこの私にまでともすれば錯覚させてしまうマスコミの報道は、やはり悪質でその罪はとてつもなく重い。
しかし、みなさん。 まだ投票は始まってもいない! まだ何も確定していないのだ。
この1週間に私は年老いた両親に、ありったけの言葉でこの選挙にかける思いを訴え、私の意見に賛同してもらえた。同じく賛同してくれた義姉は近所の主婦たちに、私の送ったファクスを使って熱弁を振るってくれ、東京にいる彼女の娘たちに私のメールを転送し、その娘たちは友達にそれを回してくれている。
そのうちどれだけの人が反小泉の1票を入れてくれるかはわからない。私のしている事は、巨大な力の前ではとるに足らないのかもしれない。でも今のところ負けてはいませんよ。みなさんも頑張れ、頑張れ!
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まもなく投票日ですが、もしあなたが小泉自民党に投票するつもりなら今一度考え直していただけないでしょうか。果たして郵政民営化をすれば本当にそれが改革なんでしょうか。思い出してみて下さい。みんな初めは特殊法人のでたらめさや無駄な公共事業に怒っていたはずです。天下りや税金の無駄遣いにあきれ果てていたはずです。改革すべきは特殊法人やそれにお金をまわす財務省でしょう。無駄な公共事業や天下りを中止することもできないで何が改革でしょうか。小泉さんがおこなった道路公団民営化がいい例だと思います。結局無駄だ無駄だと言われてきた道路は全部我々の税金を使って作られることになりました。私たちが憤り、これこそ無くしてほしい、何とかしてほしいと思っていたことは放置され、いつの間にか郵政民営化にすり替わっています。私たちはあの時、郵便局員に対して怒っていたのでしょうか。郵便貯金や簡易保険でとんでもない目に遭っているからなんとしてでも廃止してほしいと願っていたのでしょうか。逆に言えば郵政民営化したら特殊法人や天下りが無くなるのでしょうか。郵政民営化したらそれだけで無駄な公共事業は無くなるのでしょうか。私はそうは思いません。民営化しようがしまいが、政府が国債を発行し続ける限り、郵政公社(民営化した場合は郵貯会社と簡保会社)も民間の銀行もそれを買い続ける仕組みは変わらないでしょうし、財務省がそれで捻出したお金を特殊法人に回し続けることも変わらないと思います。財務省や特殊法人の方をそのままにしておいて何で郵政公社ばかりに執着するのでしょうか。よく小泉さんは民営化されたら30万人前後の公務員が削減されると強調しますが、郵政公社は自分たちのもうけ分で職員の給料を払っていますので、ただ単に身分の名称が変わっただけで税金がその分節約されるわけでも何でもありません。また郵貯・簡保の資金が民間に回ると盛んに言っていますが、一方でこれらの巨額の資金は外資を中心とした大手の金融機関の手に落ち、アメリカの国債などの購入を通してアメリカの巨額の財政赤字の穴埋めやイラク戦争の戦費に回されるという危惧も常にささやかれています。もちろんそれぞれの立場の考え方があって、どちらが正しいとは言えないのかもしれません。しかし小泉さんはその考え方を真摯に我々に説明してくれたでしょうか。私にはただ「改革」,「改革」とばかり連呼してそのムードで一気に物事を解決してしまおうとしているようにしか見えません。しかも前に述べた郵政公社の職員の給料の件や外資の支配に対する根強い懸念など、百も承知のくせにこの国の選挙民には「改革」の連呼が一番効果的とばかりに、やれ30万人の公務員が削減される、やれ官から民に資金が流れると強弁します。さらに私が許せないことは、まるでヒトラーがユダヤ人にしたように、政治に不満を持っている人の憎悪の矛先を巧妙に郵便局の人々に向けさせていることです。もちろん特定郵便局の世襲制に関しては私も廃止に賛成ですが、今の郵政公社のままでもすぐにできることだと思います。また労働貴族という言葉が示すように現在の労働組合や労働運動にはいろいろな問題があるのかもしれませんが、それは郵便局に特有の問題ではないはずです。そもそも経営者側と雇用されている一人一人の労働者とどっちが強い立場に立っているかなんて小学生でもわかることです。経営者は労働者を解雇することができますが、労働者が社長の首を切ることはできません。だからこそ労働組合法や労働基準法があるわけで、もし自分や家族が明日にでもリストラされるかもしれないとなったら、あなたは「ようやく改革の成果が出てきたな」といって喜びますか? 弱い立場のものが協力して自分たちの不利益をしのごうとすることを非難できるでしょうか。もしそれが社会全体の発展のためにやむを得ないことなら、十分な説得と手厚い救済策がとられてしかるべきでしょう。にもかかわらず小泉さんは郵便局の人々をやれ「抵抗勢力」だ、やれ「既得権益者」だと公衆の面前で罵倒します。皆さんの接する郵便局の人々は、そんなに非難されなければならない人たちですか? かれらが悠々と天下りをして、目の飛び出るような退職金をもらっていますか? 郵便局の人たちが指令を出して無駄な高速道路や必要のないダムを次々と造っているのですか? 特殊法人や、各省庁からの天下り、財務省の国債の垂れ流し、無駄な公共事業の問題はどこに飛んでいったのでしょうか? 繰り返しますが、これらの事情を十分承知の上で小泉さんは、この国の選挙民には単純にイエスかノーかの方が支持を得られるとの打算から、作戦として「今度の選挙は簡単だ、郵政民営化に賛成か反対か、○か×かだけでよい」などとうそぶいているのです。かつてこんなに国民を馬鹿にした、誠実さのかけらもない選挙があったでしょうか。あなたが政治の現状に不満を抱いて、何かを変えなければと考え、小泉自民党の「改革」イメージに賛同したのはよくわかります。おそらく小泉自民党を今支持している人の相当数が同じ理由からだと思います。でもこのまま深く考えずに日本の未来を決める大事な大事なあなたの一票を、小泉自民党に本当に入れてしまっていいのですか? 選挙はもう目前です。私はあなたの腕をつかんで揺さぶってでも、もう一度よく考えて投票して下さいと、心の底から切に、切にお願いしたいと思っています。
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